新年度予算案

今朝は千住大橋駅でのご挨拶。
昨日と違ってスッキリ晴れたものの風は冷たかったです。
足立区の第一回定例区議会が始まっています。
この区議会は区民の一年間の予算がどのように使われるかを決める予算特別委員会がある大切な議会です。
新年度予算は過去最高の3,300億円。
この予算を見ると前進面も多くありますが、前進面だけではありません。
「命と暮らしを守りぬく」と表題のついている予算案ですが、到底「守りぬく」などといえるものではありません。
第一に災害対策です。
「能登地震を受けて急遽充実した」といいますが、実際に備蓄を充実するのは区側の備蓄品だけです。簡易トイレを全世帯に配布する品川区、各自が防災備蓄品を選んで購入できるようにした墨田区など、一人一人の安心を届けようという姿勢が、足立区にはありません。 医療的ケア児など災害時要援護者の対策も極めて不十分です。
第二に大型開発を同時に進める姿勢です。
北千住駅周辺だけで同時に3箇所の再開発、他も目白押しで税が投入されます。
旧統一協会との癒着を断ち切る姿勢も、他区でやっている物価高騰から広く中小業者・区民を守る施策もありません。
全国で4番目に多い基金(ためこみ金)の使い方が問われます。