豊洲市場移転、オリンピック費用、給付型奨学金…   里吉ゆみ都議が都政の熱い焦点を語る

<区民新聞11月号掲載>
 

 
 日本共産党の里吉ゆみ都議は、この間区内各地で党区議とともに「都・区政報告会」を開催し、豊洲新市場移転問題やオリンピック会場の建設問題など都政の熱い焦点について区民との懇談を重ねています。
 3日に開催した玉川地域の「報告会」には70人以上が参加しました。里吉都議は、築地市場の豊洲移転問題について資料も使いながら詳しく報告しました。里吉都議が、豊洲への移転は、一等地である築地を大企業に売り渡して再開発することがねらいで、そのために都民の食の安全を無視して有害物質で汚染されている豊洲への移転を強行したものだと述べると、会場から驚きの声が上がりました。里吉都議は、この3年半、都議会文教委員として小中学校の35人学級、学費の引き下げと給付型奨学金、特別支援学校の改善などにとりくみ、都民と力を合わせて大きな成果を上げてきたことを報告しました。最後に、来年の都議選で2期目を実現する決意を述べ、大きな拍手に包まれました。
 村田義則区議は、党区議団が保坂区政の与党として大きな役割を果たしていることを報告。1000人分の特養ホームや2200人分の保育園増設計画、保育士への処遇改善、住民税非課税世帯のガン検診無料化などが実現したことを紹介しました。また、大型道路建設や区民の痛みを伴う「行革」推進を迫る自民、公明、行革110番とのたたかいの実態をのべました。
 参加者から、豊洲問題で業者の支援についてどうするのか、豊洲にできている建物をどうするのか、くみ上げた地下水の廃棄処分はどうするのか、共産党は小池都政をどう評価しているのかなどの質問が寄せられ、その一つひとつについて里吉都議が丁寧に答えました。
 どの地域の「報告会」でも、都政で果たしている共産党都議団の役割と値打ちに、共感と期待が寄せられています。
 
 里吉都議は「引き続き報告会をおこなうとともに、宣伝やビラなどで知らせていきます」とのべています。