だれもが安心して暮らせる世田谷、東京をめざして  がんばります

〈世田谷区民新聞1月号掲載〉

あけましておめでとうございます。
みなさんのご支援で都議会に送っていただいてから3年半、誰もが安心して暮らせる世田谷、東京をめざして走り続けてきました。今年は都議会議員選挙の年です。ひきつづき都政の場へおしあげていただきますよう皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
昨年は、安倍自公政権とその補完勢力に野党と市民の共闘が対決する日本の政治の新しい時代の幕開けの年となりました。参議院選挙では11の選挙区で野党共闘の候補者が勝利して貴重な成果を勝ち取りました。さらに総選挙に向けて野党共闘を前進させるためにがんばります。 築地市場の豊洲移転問題やオリンピック・パラリンピックの費用高騰の問題などでは共産党都議団の積極的提案が都政を動かしてきました。解決に向けてこれからが正念場です。
豊洲市場予定地は東京ガスの工場跡地であり、様々な有害物質によって長期にわたって土壌も地下水も汚染されていた場所です。生鮮食品を扱う市場には不適格です。私は昨年12月の都議会の代表質問で、豊洲新市場への移転中止の本格的な検討を求めました。食の安全と命を最優先に、豊洲移転中止の声を世田谷からごいっしょに広げ、都議選できっぱり中止に追い込みましょう。
私は、障害児の通う特別支援学校の環境改善について議会で何度も質問してきました。障害児は増え続けているのに、都が学校を増やさないため、一つの教室をカーテンで仕切って使うなど教室不足が深刻でした。都議会の論戦と保護者の皆さんとの運動でついに、都議会全会一致で「教室不足解消を求める請願」が採択され、新しい方針には「普通教室不足の解消」を盛り込むことができました。子どもの貧困や35人学級など、どの子も学べる環境整備に力を尽くします。
今年もよろしくお願いします。
(里吉ゆみ・日本共産党 都議会議員)