里吉ゆみ都議、23日の都議選告示。三軒茶屋キャロットタワー前で元気よく第一声


 

この国の将来を決する都議選が23日、告示となりました。世田谷選挙区は定数8に16人が立候補する多数大激戦で、とくに当落線上では、1票を争う大接戦の様相で火ぶたを切りました。

 

朝の三軒茶屋駅前は、半径100メートルほどに共産、民進、社民、自民、公明、無所属の6台の候補者カーがひしめき、日本共産党の里吉ゆみ候補は、一番乗りで第一声をあげました。  里吉候補が、「政治の私物化、暴走すすめる安倍政権は許せない。今度の都議選で、安倍政権NOの審判を下そうではありませんか」と訴えると、集まった支持者から「そうだ!」と声がかかり、通行人もガッツポーズをしていくなど注目を集めました。

 

また都政の問題では、保育所や特別養護老人ホームの増設など福祉の充実、お金の心配をしないですむ教育、豊洲市場移転をキッパリやめて築地を再整備することなどを訴えました。

 

岩渕友参院議員も応援に駆けつけ、出身の福島県の原発事故被害も引き合いに出し、都議会で原発ゼロを一番迫っているのは里吉さんだと紹介しながら、「都議選は自民・公明に審判のチャンス。みなさんの思いを、質問回数ナンバーワンの里吉さんに託して下さい」と強調しました。また三田真紀地区委員長もマイクを握りました。

 

自民党現職の一人は、現職大臣や国対委員長が駆けつけ約400人を動員する第一声。維新も片山虎之助共同代表がマイクを握りました。告示直前に候補者を1人に絞った民進党にも国会議員が3人駆けつけ、候補者自ら「党の総力を結集してもらった」と訴え。候補者を世田谷だけに絞り16年ぶりの都議席奪還を目指す社民党の第一声では、吉田忠智党首や宇都宮健児弁護士も訴えました。

 

告示初日、里吉候補は5つの区議地域でそれぞれ第一声をあげました。里吉候補者カーは、どこへ行っても有権者からの熱烈な反応を受けるなど、声が届けば広がる条件はあるものの、他陣営もこれまでにない構えを見せてきています。(この動画はYouTube「里吉チャンネル」でも見ることができます。最上部の「動画」項目をクリック)