政策

コロナ禍で苦しむ方々…
誰も置き去りにしない都政へ

◇東京五輪は中止し、コロナ収束へ全力を
PCR検査の抜本的拡充、大規模な補償を
◇介護・保育・障害福祉など
ケアに手厚い東京を
◇ジェンダー平等
だれもが“自分らしく”生きられる社会へ

コロナ禍で苦しむ方々…誰も置き去りにしない都政

01.東京五輪は中止し、コロナ収束へ全力を PCR検査の抜本的拡充、大規模な補償を

コロナ収束のカギは、PCR検査の抜本的拡充で無症状の感染者を把握・保護すること。規模に応じた休業補償をはじめ、自営業者や低所得者に対する大規模な支援が必要です。医療機関に減収補てんを行い、病床確保や病院間の連携支援などをすすめます。

02.介護・保育・障害福祉などケアに手厚い東京を

コロナを体験し、医療、介護、保育、障害者分野などで働くソーシャルワーカーが、命と健康を支えていることが浮き彫りになりました。私・伊藤大気は、従事者の待遇改善をはじめ、ケアに手厚い東京をめざします。

03.ジェンダー平等。だれもが“自分らしく”生きられる社会へ

コロナ禍で女性の自殺が急増、あとを絶たないセクハラや性暴力…。「女性が生きづらい社会を、何としても変えたい」―私は、パートナーシップ条例の制定や、若年女性の性被害の支援など、ジェンダー平等の実現に全力をあげます。

個人の尊厳が輝く東京に

「関東大震災時の朝鮮人虐殺を忘れてはなりません」―ところが小池知事は、式典への追悼文をとりやめました。私は、歴史の真実に目を向けて、差別・偏見のない東京、多様性が輝く東京を実現します。

都立病院や保健所を削減から拡充へ!

墨東病院は都直営をやめないで!

◆患者負担増や医療縮小を招く都立・公社病院の予算削減計画

コロナ患者全員を受け入れるため病院間の連携をすすめる「墨田モデル」では、都立墨東病院が重症患者を引き受け、なくてはならない役割を果たしています。 ところが東京都は、都立・公社病院を、予算削減を目的に都直営をやめ独立行政法人化する方針です。感染症、難病、精神科、周産期、救急、災害時などの不採算医療が切りすてられ、もうけ優先の病院に変えられてしまいます。「独法化」は許さず、直営のまま充実させます。

◆向島保健センターは存続を

コロナ対策の最前線で頑張っている保健所も、自民党都政のもとで大幅に減らされてきました。墨田区の山本区政も、新保健施設への統合で向島保健センターを廃止しようとしています。 50年以上も身近な保健衛生の拠点として、大きな役割を果たしてきた向島保健センターを守り抜きます。


国政なら100議席都政を動かす

野党第1党の日本共産党都議団の実績

◆PCR検査が拡大へ

 党都議団は、「感染防止と社会経済活動を両立させるカギは、PCR検査の抜本的拡充だ」と都議会で繰り返し追及。最初は消極的だった都も姿勢を変え、高齢者・障害者施設でのPCR検査の支援が実現しました。

◆自粛・休業は補償とセットで

 小池知事が「中小業者の方々への影響は甚大」と答弁したのに対し、「その認識に立つなら、協力金の対象を思い切って拡充し、本格的な補償を」と迫った党都議団。
 都は、協力金の対象をNPO法人や理美容店にも拡大。家賃支給給付金や信用保証料補助へとつながりました。

◆保育予算が6倍に

 認可保育園の待機児童解消、保育の量と質の拡充を要求。認可保育園整備のための土地代補助の条例案の提出とあわせ、活用可能な都有地を示して提案。都議会で共産党議員が増えたこの8年間で、保育予算が6倍、認可保育園が約1.7倍に増えました。

◆私立高校の授業料実質無償化が前進

 東京都では6割の子どもが私立高校に…。党都議団は粘り強く提案し、年収910万円未満の世帯は授業料が実質無償化されました。入学金への助成など、さらなる負担軽減へ力をつくします。

◆「密」を避けた避難所の整備。台風19号を教訓に水害対策の強化

 新型コロナ感染症対策による避難所の受け入れ可能人数の減少に備え、新たな避難所の確保を提案。都は「区市町村の新たな避難所確保を支援する」と答弁。
 また、水害時の緊急避難先として、都営住宅上層階への集会所設置を要求。都は「建て替え時に地元区市町村等から要望があれば協議する」と明言しました。

都議選の対決構図は…

自民・公明・都民ファVS日本共産党+市民と野党の共同

 前回の都議選で、日本共産党は18議席へと前進して、自民、公明、都民ファースト以外の議席の6割を占める野党第1党です。
 今回の都議選、一部メディアは自民党と都民ファーストのたたかいのように描いていますが、本当の対決構図は「自民・公明・都民ファースト」VS「共産党+市民と野党の共同」です。

◆「自民党型」に逆戻りした小池都政

 都議会自民党を批判して当選した小池知事ですが、「築地は守る」などの公約を投げ捨て、自民党に接近。いまや都政は、都民ファーストと公明党の与党に自民党が加わって、経済効率優先で、暮らし・福祉に冷たい「自民党型」都政に逆戻りしています。
 2021年度予算でも、巨大開発と大型道路建設が中心で、高齢者施設や障害者(児)施設などの整備予算はのきなみ大幅減額です。コロナ対策でも、自己責任の押し付けで、都独自の対策はほとんどありません。

◆都議会「オール与党」の議席独占ゆるさず市民と野党の共同の代表を都政へ

現在、墨田区の都議の3議席は、「自民・公明・都民ファースト」の「オール与党」が独占しています。日本共産党の伊藤大気を「市民と野党の共同」の代表として、都政に送り出してください。