文化・芸能は心を豊かに
文化・芸能の火を消してはなりません。コロナ禍の中、文化・芸能活動が制限されています。
テレビでも報道していますが、舞台なども場所の入場制限をしなくてはならないことはご存じだと思います。
演奏家の方と話をすると、「会場に入れる人数を半分にする、入場料金を倍にすれば今までと同じ収入になるがそんなわけにはいかない。会場に支払い金額は今までと変わらないから、非常に生活が大変になったのが、このコロナだよ。」「自宅でのお稽古にも生徒さんがこなれないからその分の収入も減っている。」個人事業主として持続化給付金の対象にはなったと聞きましたがどこまで踏ん張れるのかという事でした。
演奏家は、別の仕事をもって演奏をすれば練習時間は減り、音を人に聞かせるものにならなくなると聞きました。
舞台で演ずる演者も毎日の発声練習をしていなければ舞台で聞こえる声が出なくなると聞いています。
コロナで店を閉めた和楽器屋さんは、演者が活動できなくなった事で修理も無くなり店の維持が無理になり閉店したところもあります。ただでさえ和楽器奏者は少ないので、収入は減っていたが、これでダメージを受けたという事です。
文化・芸能と言うものは技術の口伝のものも多くあります。技術の伝承をしておかなければ途絶えてしまいます。文化芸能は、『生活に必要なものではない』と思うかもしれません。
しかし音楽が無くなったらどうでしょうか。舞台が無くなったらどうでしょうか。落語を聞くことが趣味の人に落語家がいなくなったらどうなってしまうのでしょうか。
人が生きていくには、余暇は必要です。その余暇にも文化芸能と言うものが沢山かかわっています。だから文化芸能も守っていくべきものなのです。
私は楽器の演奏も演劇もできませんが、文化芸能を守ることは人の暮らしを守ることになります。
芸能で生活を営んでいる方の生活も守るためにも、くらし・福祉最優先の政治しようと第1回定例議会で、服部区長に一般質問もしてまいります。
私は楽器は弾けません。娘の三線を借りて写真だけ。