こんなに不自由なの?

活動報告

区立台東病院・老健千束のイベントがありました。衆院2区(中央区・台東区)で活動している、ほその真理さんと高齢者体験をしました。

耳にはヘッドフォン、目には白内障模擬のゴーグル、肘には可動域を抑えるためのサポーターとおもり、腰が曲がるように首と足をつなぐことで、体の不自由さを体験するものでした。

ゴーグル着用した白内障体験「わあ、こんなに ぼやけるなんて」とびっくりしていました。

いまの年齢で体験することのない障害を体験することによって、障害がある方にどのような政策があればより暮らしやすいのだろうかと改めて考えさせられたと細野さんは話していました。

実際には加齢により徐々に不自由になるため人間の適応性からもある程度許容できるのかもしれませんが、実際になってみればその不自由さは計り知れません。

加齢による不自由さで言えば、二十歳の時にはこんなこともできたのに、今の年になるとできないなんてことも多々あります。

その年齢になったからこその不自由さを手助けできる行政があるはずなのですが、まだまだ不十分なことも多く議会で発信をするのが議員の役目でもあります。

当事者の『困った』という点が解決できる視点を、どのように行政に持ってもらうのかを議会などで伝えるのですが、他区の状況を注視してと、はぐらかされる場合もあります。

他区の住民にはあるサービスなのに台東区民がなぜ受けることができないのか。まるまる真似をして課題があれば解決すればいいじゃないかと説いても、様々な課題を考えてと逃げられてしまうこともあります。区民生活の不自由さを無くすためにもこれからも意見を言い続けます。誰もが生きていきやすい社会のために

ほその真理さん 高齢者体験の一コマ

見えないわ、歩きにくいし、聞こえないと、ほぼ無言になり実装体験をしていました。

いずれその齢になったとき、「不自由さを感じないような政治にしないとダメですね」と体験をもとに語られていました。