環境問題を考える

地域課題

地球温暖化と言う言葉を聞いて何年たつのだろうとフッと思いました。

高度成長期が終わり、土地の取引で銀行は過剰な貸付を行いビルがどんどん建設され、バブルは崩壊し、その後も、空き家が出れば底地買いをされ、マンションやホテルと言う大型の建築物が作られ、何年も経ちます。

資本主義社会のなかで、目の前のお金を生み出すために建てては壊した世の中だと振り返り感じています。いまも日本橋上の高速道路を地下化するために地域の大規模開発計画も都政の中でもあります。

足元をみても、以前事務所で借りていたアパー(谷中7丁目)と隣接する土地も買収され、高さ制限はありますが大きな建物になる可能性も考えられます。

建物を壊すときにエネルギーがかかります。新しい建物を作る時にもエネルギーが必要になります。ものを作るときには二酸化炭素が作られることを考えていかなければなりません。もちろん建物だけではありません。工業的に作られる食料、より安いものを求める養殖など様々なことを考えていかなければなりません。

しかし私たちの生活を数世代前の状況まで戻せと言われても戻すことはできないでしょう。だからこそ私たちが環境について考えなければならないと私は考えます。

蛍光灯が切れた時にLED機器に交換することも必要でしょう。様々な時に省電力化や省エネ・環境について立ち止まって考える休みにしませんか。

そして、二酸化炭素吸収には樹木が必要です。台東区の調査では、緑被率・緑視率ともに減っていると以前の議会に報告もありました。

谷中墓地近くに住む方から、「どんどん木々が無くなっていく」墓じまいをするときに木も切って更地にしなければならないルールがあることでそのような事になります。

上野公園も上野公園口の工事で何本もの木々が切られています。過去を紐解けば、見通しが悪い・うっそうとしていて犯罪が起きやすい環境にあるなどとの理由をつけて伐採も進んでしまっています。

台東地区都政対策委員長の小柳しげるさんと上野公園をめぐり課題の話をしました。

上野公園の樹木の問題を小柳都政対策委員長と共に