便利な社会での問題

区では庁舎3階・浅草側と6階上野側に新たに給水スポットを設置しました。
設置が決まったのは他党の質問が決定的になったのですが、私は以前より地域の店舗に協力を得て給水スポットをと求めていました。
それは暑い時期に知人宅に寄った際、水筒への給水がヒントになりました。お昼ごはんに立ち寄る店で水を水筒に入れていいか?と聞くのも悪いしと感じていました。
暑いときは自動販売機などでペットボトル飲料に頼ってしまいがちです。私も購入しています。
街中に給水できる場所が増えていけばいいなと感じています。お店の前に『給水できます』が書いてあれば気軽にお店に入ることができて、その時は買い物しなくてもどこかのタイミングで買い物をするかもしれない。という新たなる発見や繋がりができると期待もしています。
一方で給水した水で食中毒などを出してしまうことになれば、店としても大きな損害を被ることになり簡単にできることではないと話も聞きました。水道水も無料ではありません。その負担もあると考えます。

給水の安全性・費用面などいくつかクリアしなければならないことはあると考えますが、ペットボトル生産から運搬、リサイクルや廃棄にかかわるエネルギーの消費量から考えれば早期に給水スポットを増やし対策を練るべきだと思います。省エネの観点や環境問題・給水スポットの衛生管理など課題はあると思います。
業者が立ち上がるのではなくても、台東区が先頭を切って小さなことからコツコツと対策を練ることが大切だと感じています。