区有施設のチェック

活動報告

台東区立霧ヶ峰学園をご存じですか。長野県の霧ケ峰高原にある施設で校外授業や部活合宿、学校関係が使わない時期には区民の方も使える施設で標高1600メートル付近にあります。夏はハイキング。冬はスキーなどができる場所で、いまは温泉の引き込みもされています。

私は小学校の時から『少年リーダー研修会』の宿泊研修で学園を使っていました。議員になり日程的に一緒の行動が難しくなり活動の一部を見に宿泊研修と建物視察を行っています。

上)学園入浴棟の壁面、白くなっているところがひび割れになっている。

入浴棟を確認すると3年前にチェックした時よりも塗装のはがれやひび割れが増えているように感じました。区の施設課に確認したところ年度内に工事を進める計画と回答を得ました。

どんな建物であれ、外壁からのいたみが内部まで広がってしまう事は素人の私でも思います。特に高原という特殊な環境にある建物です。年度を超えずに対応すべきものだと思います。

台東区は新型コロナ感染症を理由に建物保全計画の見直しをしています。修繕予算を先延ばしにしたことで計画に支障はないと言いますが、それなら、そもそもの計画が適正だったのかと考えてしまいます。

個人宅の修繕も計画的に考えている方もいます。もちろん雨漏りしたからと修繕に気づくこともあります。

区民の税金でつくった建物です。計画的に修繕をしながら使い続けてほしいと区民のひとりとしても望みます。

造っては壊しを繰り返すのではなく環境にやさしく 税金の無駄遣いをさせない。いまあるものを大切にできる区政をもとめてこれから行われる決算委員会・予算委員会に臨みます。どうぞご意見をお寄せください。