朝倉彫塑館通り  住民の声をいかして

区議会は第一回定例議会が行われています。私が所属の交通対策・地区整備委員会で谷中の街づくりに関することが審議されました。

一つは区民から区に遺贈された、谷中5丁目の空き地になってフェンス囲いがされている土地の活用についてです。

根津に住む方から「あの空き地は、またマンションになる?」と聞かれたこともあります。表示物もなく、囲いがされていることで不安を感じたそうです。

委員会で私はこの場所に掲示を求め、区は何らかのお知らせをする。と答えています。
活用方法についても区の職員だけで決めるのではなく、沿道住民で構成する部会や街づくり協議会でも、どのように活用するのかを話し合うべきと主張し、担当課長も活用については地域の方の声を取り入れる事を約束。区と住民が話し合いをできる、協同作業が進められることになります。

もう一つの谷中の顔

スペース小倉屋の審議もされました。母屋と蔵の建物は江戸明治時代のものなので耐震はほぼゼロ。一定の耐震工事をしなければならない建物です。

これから工事工法なども考えていくのですが、私は「耐震工事をするのであれば、どのような工法で工事をしていくのか手段を細かに公表し、地域にある住宅含め今後の街づくりに役立てるべき」と質問。担当課長は「お寺さんにある、古い建物保全で活用できるかもしれないので、工法についてはお知らせできるように考えていきたい」と答えました。

工事についても区内事業者の仕事になるように入札も工夫をしていく必要もあると思います。

谷中まちづくりが地域住民のための事柄になるように、地域の方々が街づくりに参加できるように。

これからも発信していきます。