住み続けられる台東区に

活動報告

元浅草3丁目に知的障害者が働きクッキーを作り販売している第三福祉作業所と、10名が住むことができる、つばさ福祉会運営のグループホームが完成しました。建築には区内中小建築事業所が共同事業体(JⅤ)を組み取り組んだ建物です。

特定非営利活動法人つなぐ台東は区内で主に知的障害のある方たちが、暮らし慣れた地域で働き、安心して生活していけるよう、台東区内に福祉作業所3ヶ所と多機能型事業所1か所・相談支援事業所1か所を運営している団体です。作業所ではクッキー販売以外にも菓子パン販売などにも取り組んでおり、知的障害者の就労支援をしています。

障害者の就労で言えばだいぶ以前は、わり箸の袋入れやダイレクトメールの袋入れなどと軽作業が中心でありました。障害があっても様々な作業ができるとクッキーやパン作りにも取り組み働く人の工賃アップに取り組んできた団体です。いまも袋入れなどの軽作業も取り組み、その方の障害や性格に合った作業に取り組んでいます。

クッキー製造販売の上層階では、知的障害者が住むことができるグループホームがあります。建て替え前は、4人でしたが今回10人が住むことができるように増築されました。個人スペースは6畳前後のフローリング、部屋の前にはリビングもあり食事や交流スペースにもなっていました。

障害者が住むグループホームですので、一般の賃貸住宅とは違い、防災面でも法律のルールもあります。火災報知器やスプリンクラーなども設置義務もあり、夜間宿直室には、防災センターとなります。

私のところにも、精神障害がある方などから住宅の相談があります。実際に一般の賃貸住宅の家主さんからすれば、何かトラブルがあっては対応できないからと最初から断られることが多いです。高齢者・障害者の住まいの問題あるのが実態です。住宅の情報があればぜひ教えていただきたいです。

住まいは人権の考えで、議会で幾度も求めていますが、高齢者・障害者や若者など誰もが住みやすい地域は、だれでも住みやすい地域になるはずです。近所に高齢者がいれば、認知症になった時、孤独死したときどうしたらいいのかと悩むから、大きな声を出す障害者がいたら迷惑だから、若者や外国人がいたら、うるさいかもしれないから。そんな声も聴いてます。

もちろん、単純にトラブル回避ができない事もありますが新たに越してきた方が、以前から住んでいる人達とのつながりを持つことができるのも、良い街ともいえるのではないのでしょうか。誰もが住み続けられる街になるために議会でも提案します。

元浅草3丁目のクッキー製造販売の障害者作業所とグループホーム前にて