新型コロナウイルス感染拡大から、いのちとくらしを守る②~ 田中まさや区議会議員が、区政リポート4月24日号を発行しました②
田中まさや区議会議員は、区政リポート4月24日号で、日本共産党の「感染爆発、医療崩壊を止める緊急提案」を紹介しました。
感染爆発、医療崩壊を止める緊急提案
外出自粛・休業要請と一体の補償、検査体制強化と医療現場への本格的財政支援を
――新型コロナ対策補正予算案への提起
2020年4月16日 日本共産党
1、外出自粛・休業要請などによって、直接・間接の損失を受けている、すべての個人と事業者に対して、生活と営業が持ちこたえられる補償を、スピーディーに実施する
⑴ 緊急に、すべての日本在住者を対象に1人10万円の給付金を支給する
⑵生活と事業を支えるための継続的な補償を行う
①休業を余儀なくされた労働者(正社員も非正規社員も)、個人事業主、フリーランスなどの賃金・収入の8割を補償。②政府案の「持続化給付金」の対象を拡大するとともに、給付額を家賃やリース代などの固定費を補償できる額へと引き上げ、一回きりでなく継続的な補償を行う。③無担保・無利子融資の審査を迅速化する。④イベント中止などによるキャンセル料、会場費などの必要経費を補填する。⑤「地方創生交付金」の規模をせめて2倍にして、地方経済を支援する。
2、医療崩壊を止めるために、検査体制を抜本的に改善・強化するとともに、医療現場への本格的財政的支援を行う
⑴ PCR検査センターを各地につくり、必要な人を速やかに検査する体制に転換する
医師会、DMAT(災害派遣医療チーム)、大学等の協力も得ながら、公共施設なども利用して、PCR検査センターを各地につくる。
検査の仕組みを抜本的に改善します。医療関係者から次のような体制への転換が提唱されています。感染が疑われる人は、(1)かかりつけ医や一般病院の医師にまず電話で相談し、(2)医師が検査が必要と判断した場合には、PCR検査センターで診察と検体採取を行って、検査を実施し、(3)陽性の場合には、保健所に連絡するとともに、重症者・中等症者は指定病院・協力病院に入院し、軽症者は指定された宿泊療養施設での隔離をします。十分な条件がある場合は自宅での療養も可能にしますが、症状が急速に悪化することが多いので、万全な体制が必要です。
⑵ 医療機関への財政的補償と、地域医療全体を支える財政支援をすすめる
⑶ 医療崩壊を止めるための予算を数兆円規模に増額する
3、介護・障害者など社会保障の体制を守り、ジェンダーの視点での対策をすすめる
⑴ 介護・福祉施設での感染防止、事業所の受けている損失と負担を補償する
⑵ DV・子どもの虐待への相談体制と緊急避難先確保をはじめ、コロナ対策でもジェンダーの視点を重視する
⑶ 学生への支援を国の対策に位置づける
4、消費税5%への減税に踏み切る
※提案の詳細は、赤旗日刊紙4月17日号か日本共産党HPをご覧ください。