難聴高齢者の補聴器購入費助成制度・8月~始まる -高齢者の社会参加と認知症予防に… 田中まさや議員が、区政リポート7月30日号を発行しました
高齢者の社会参加と認知症予防に…
難聴高齢者の補聴器購入費助成制度・8月~始まる
日本共産党区議団が2年前に区議会本会議で提案し、渋谷社会保障推進協議会などが区議会請願運動に取りくむなど、住民の切実な願いの難聴高齢者の補聴器購入費助成制度が、いよいよ8月から始まります。(制度の内容、助成の受け方は、下記を参照してください)
対象は、65歳以上で住民税非課税の中等度(近くでの会話が聴こえづらい程度)の難聴の方です。申請には、医師の診断書が必要です。
購入価格(リオネットセンターのhpより)は、3万円台からありますので、助成額の範囲内で購入可能です。生活保護の方は、生活福祉課にご相談ください。
高齢者の社会参加の促進と認知症予防のためには、補聴器は欠かせませんし、症状が軽度の内からの使用が推奨されています。また、耳が慣れるまで、こまめな調整が必要です。購入店舗なら、調整費無料がほとんどです。
ぜひご活用ください。
高齢者補聴器購入費助成事業~補聴器購入助成の受け方~
1.対象者(以下の要件を全て満たす方)
■区内に住所を有する満65歳以上の方
■住民税非課税の方(申請月が4月から6月の場合は前年度の住民税、7月から翌年3月の場合は当該年度の住民税を対象とする。)
■耳鼻咽喉科専門医から本事業の基準を満たす証明を受けた方
〈 オージオグラム検査の結果 〉
① 両耳が40㏈以上70㏈未満(中等度難聴)と診断された方
②左右いずれかの耳が40㏈未満で医師が補聴器の必要性を認めた方
■聴覚障害による身体障害者手帳の対象(高度難聴以上)とならない方
2.助成内容(助成上限額: 35,000 円)
■助成対象は、左右いずれか の耳又は両耳に装用する補聴器費用1台の本体費用です。
■管理医療機器として認定された補聴器を購入した場合に限ります 。
※集音器の購入費及び診察料、検査料、証明書料、送料その他購入のために要した費用は除きます。
■助成金の振込確定日から5年経過ごとに再度申請できます。
■購入額が助成上限額に満たない場合は、購入額(千円未満切り捨て)が助成額となります。
3.助成の流れ
①申請
・お近くの地域包括支援センターまたは高齢者福祉課サービス事業係で申請書を記入・提出する。
・区が申請内容等を確認後、対象者に区から医師意見書証明書用紙が送付される。
②受診
・医師意見書(証明書)用紙と保険証を持って耳鼻咽喉科を受診し、検査を受ける。(右枠下参照)
・医師が補聴器が必要と認めた場合、医師意見書(証明書)用紙に記入を受ける。(証明書にオージオグラム検査結果(コピー可)を貼り付けてください。)
③決定
・医師が記入した 医師意見書(証明書)を、高齢者福祉課サービス事業係へ提出する。
・区が内容を確認後、区から決定通知書と請求書兼口座振替依頼書が送付される。
④購入
・決定通知書到着後、原則3カ月以内に補聴器を購入し、購入店舗から領収書をもらう。(宛名は申請者本人)
・請求書兼口座振替依頼書に領収書を添付し、高齢者福祉課サービス事業係へ提出する。
⑤助成
・助成金(千円未満切り捨て)が、指定の口座に振り込まれます。
●区内の受診可能な医療機関【参考】
助成に必要な受診の場合、渋谷区医師会加入の耳鼻咽喉科であれば一律500 円(税別)で証明書の発行を受けることができます。証明書料と別に受診費用がかかる場合があります。
※京王線沿線の医師会加入耳鼻咽喉科
森医院(本町2-6-9☎03-3377-4077)/みなみ耳鼻咽喉科医院(幡ケ谷2-18-16☎03-3376-2554)/石崎耳鼻咽喉科(初台1-48-4☎03-3377-6975)/陣内耳鼻咽喉科クリニック(笹塚2-10-4Ý笹塚ビル2F☎03-3370-6635)/永瀬医院(笹塚2-18-2ガーラ笹塚駅前101☎03-3376-5947)
●区内の認定補聴器専門店【参考】
補聴器を購入する時は、認定補聴器技能者がいる補聴器専門店(公益財団法人テクノエイド協会に認定された店舗)で直接自分に合った補聴器を案内してもらうことが大切です。 集音器は、助成対象となりません。
※京王線沿線で最寄りの認定補聴器専門店
店名:リオネットセンター
住所:代々木2-1-5 JR南新宿ビル1F
連絡先:03-3379-5524