くらし・区政アンケートに託された切実な願い、届けます ~第3回区議会定例会開会・田中まさや幹事長が代表質問 田中まさや議員が、区政リポート9月10日号を発行しました
第3回区議会定例会開会・田中まさや幹事長が代表質問
くらし・区政アンケートに託された切実な願い、届けます
菅政権が、自民総裁選への不出馬を表明しました。コロナ対策の失政、強権や政治の私物化などへの国民の批判に追い詰められた結果です。政権投げ出しは安倍前首相に続き2代連続であり、自公政権には、もはや日本の政治を担う資格はありません。
一方、日本共産党、立憲民主党、社民党、れいわ新選組の野党4党と「安保法制の廃止と立憲民主主義の回復を求める市民連合」は、目前に迫った総選挙にむけた共通政策に合意しました。
共通政策は、科学的知見に基づくコロナ対策の強化、消費税減税、脱原発・脱炭素社会、「コロナ禍に乗じた改憲反対」、森友・加計学園問題や桜を見る会疑惑の真相解明などです。
みなさん、目前に迫った総選挙で、自公政治を終わらせ、いのちとくらしを最優先にする野党連合政権の実現めざし力を合わせましょう。
田中まさや議員の代表質問は、9月14日午後2時頃
第3回区議会定例会が9月13日から始まります。本会議での私の代表質問は、14日(火)午後2時頃からの予定です。
区民のみなさんにお願いしている「くらし・区政アンケート2021」に、たくさんの声が寄せられています。その多くに、くらしの大変さとともにいのちとくらしを守ってほしいとの切実な願いが込められています。
今回の代表質問では、コロナ禍から区民のいのちとくらし・営業を守るための具体的提案、大企業の利益優先から住民福祉の増進への区政の転換、来年度小中学校全学年での35人学級の実現、羽田新飛行ルートの撤回、地球温暖化対策と家庭ごみ有料化問題など、区民のみなさんの願いを届けるために全力をつくします。
同時に、自公政権・小池都政、そして長谷部区政に共通する、コロナ禍でいのちとくらしの危機が進行しているのに、自己責任論で自らの責任を投げ出す新自由主義の政治を根本から転換し、いのちとくらしを何よりも大切にし、気候危機打開など、立憲主義・民主主義にもとづく新しい日本の実現への決意も込めて質問に立ちます。ぜひ、傍聴においでください。
くらし・区政アンケート2021・自由記載欄の抜粋⑵
9.ゴミ・環境政策について
・地球環境の保護、自然災害の抑止のためにも再生産可能エネルギーの活用を伸ばし、原発、石炭火力、石油からの脱却が必要。それが将来世代のためである。
・家庭ゴミの有料化絶対反対。不要不急のプロジェクトで民間企業にお金を流すのは止めて、一番重要な行政サービスであるゴミ収集の無料を維持すべき。
・太陽光等の発電設置の相談窓口を設けてもらいたい。
・他の自治体に暮らしていたとき、びん・缶・ペットボトルは専用カゴに集める方式だった。レジ袋削減を自治体として許容するなら、ごみ出しでもビニール袋をなるだけ使わなくていいよう、目的に対して一貫してほしい。
10.ジェンダー平等について
・子どもたちに、差別や平和教育を行える機会を増やして欲しい。
・女性も働きやすい社会にしないと、女性が能力を発揮できない。
・ジェンダー平等の実現は、やはり「教育」がカギだと思う。我々の年代は「不平等」が当たり前として育ってきたので、疑問を感じない人も多い。男社会は、一見男が有利=楽なので男性側から見たら、このままでいいと思う人が多くいると思うが、女性が解放されなければ男性も解放されないということを子どもたちにきちんと教えてほしい。
11.都立広尾病院について
・医療、教育、福祉、防災、消防などは、本来、独立採算の利益追求事業でなく、国や行政が国民のために責任をもって支え、強化、充実させるものであり、独立行政法人化など本末転倒。
12.羽田新低空飛行ルートについて
・パンデミックでルート変更(増便)は不要になったはず。
・私たちの自宅は高台のため、公表されている高度より低空で通過するので、騒音は想像を絶します。ストレスで片頭痛を起こし、通院を強いられ、うつ病と診断を受けました。
田中まさや幹事長の代表質問の柱
質問日時:9月14日(火)午後2時頃
1.区民のいのちとくらしにかかわる国政問題について
2.新型コロナウイルス対策について
3.いのち、くらし、基本的人権を守る区政へ
4.教育について
5.高齢者福祉・介護について
6.地球温暖化対策とゴミ問題にいて
以上