2023年 新年からスタートダッシュ!~くらしと平和の願いを実現し、希望ある年に 田中まさや議員が、区政リポート1月13日号を発行しました①
2023年 新年からスタートダッシュ!
くらしと平和の願いを実現し、希望ある年に
日本共産党区議団は、1月7日、恒例の新春街頭宣伝にとりくみ、私は、幡ケ谷駅前、幡ケ谷社教館前で訴えました。以下は、私の訴えの要旨です。
新年おめでとうあごさづぃます。
みなさん、新年をどのように迎えたでしょうか。
ウクライナと世界の平和を。物価高騰からくらしと営業を守ってほしい。新型コロナから命を守ってほしい。年末年始、区民のみなさんから、たくさんの切実な願いを伺ってきました。
当面する国政選挙はありません。今年の4月には統一地方選挙、渋谷区では区長・区議会議員選挙があります。この選挙で、いのちとくらし、平和の願いを実現し、希望ある年にしましょう。
岸田政権は、憲法9条の平和原則を壊して、先制攻撃を可能とする敵基地攻撃能力を保有し、そのためによその国まで届くようなミサイル、戦闘機、空母などを持つために5年間で43兆円もの軍事費の拡大を進めると言っています。みなさん、ミサイルや戦闘機で他国を脅して平和が実現できるでしょうか。軍事対軍事は戦争への道です。日本共産党は、北朝鮮や中国など、すべての国を包摂する対話と外交による平和の実現を提案しています。今度の区議戦では、岸田政権の大軍拡と戦争する国づくりにNOの審判を下しましょう。
物価高騰で、くらしも営業も、本当に大変になっています。党区議団のアンケートでは、約7割の区民が「生活が苦しい」と答えています。
こんな時こそ、政治の役割が求められます。みんなの力で、最低賃金1500円への引上げと消費税5%を化が実現しましょう。
わが党区議団は、区に対しても、中小業者や福祉施設に対する燃料費高騰による減収補てん、低所得者への区独自の給付金、プレミアム商品券、国保料の引き下げ、学校給食の無償化、若者の家賃助成などを提案してきました。
渋谷区のため込みは1282億円もあります。やる気になればすぐに実現できます。
私がとりわけ重要だと思っているのは、学校給食の無償化です。昨年生まれた子どもの数か80万人を切るのではと言われています。その背景には、子育ての困難や苦しみを家庭の責任に押し付けている自己責任論があります。私たちが学校給食無償化を訴えると、区長や反対する人は、困っている家庭はすでに無料になっているといいますが、これでは子どもの中に差別と分断を持ち込むことになります。社会の担い手は社会で育てる世の中に転換し、義務教育は無償という憲法26条の原則にもとづき、学校給食費も無償にしましょう。全国では256の自治体に広がり、23区では葛飾区に続いて北区が今年4月から実施、品川や中央、江戸川など9区が前向きに検討していると報道されています。党区議団の今年度の予算修正では、4億円余りで無償です。
みなさん。この間、区民と日本共産党区議団が力を合わせて、多くの願いを実現してきました。この4年間でも、難聴高齢者の補聴器助成制度、重度精神障がい者の福祉手当支給、介護保険料の引下げ、そして今年4月からは、ついに高校生までの医療費負担が無料になります。
このどれも最初は日本共産党区議団が提案しましたが、自民、公明、無所属の集まりのシブヤ笑顔など与党は反対しました。しかし党区議団の粘り強い論戦と区民の声と運動で実現したものです。
私が印象に残っているのは、昨年の2月議会の代表質問で、私が高校生までの医療費無料化を直ちに実施するよう区長に迫ったのに対して、自民党は代表質問で「慎重に」対応するよう求め、区長も同調したのです。どちらに大義があったかすでに決着はつきました。
区民の願いを区政に届け、区民と共同の力で実現する日本共産党とご一緒に、学校給食無償化をはじめ更に多くの願いを実現しましょう。
長谷部区政の8年間は、渋谷駅周辺再開発に166億円もの税金を投入し、宮下公園をはじめ区民の公園や財産を大企業のもうけに差し出してきました。その一方で、国民健康保険料は17年連続の値上げ、山中高原学園や新島青少年センターを廃止、有料ごみ処理件まで値上げし、家庭ごみの有料化迄狙っています。区民の願いを切り捨て、渋谷図書館を廃止し、今度は学校統廃合を進めようとしています。
この「逆立ち」区政をストップし、くらし、福祉、教育最優先、住民が主人公の区政に転換しましょう。わたしも全力で頑張りぬきます。
以上