敬老祝い金の削減は許されない ~田中まさや議員が、区政リポート12月21日号を発行しました⑵

安全・安心活動報告渋谷区

敬老祝い金の削減は許されない

区長は、第4回区議会定例会の区長発言で、敬老祝い金について「金額や対象年齢を改める」と表明しました。理由は、高齢化による高齢者人口の増加や民生委員による配布が困難になっていることなどとし、「持続可能性の観点」から「金額や対象年齢を改める」というのです。

私は、本会議の一般質問で、敬老祝い金は「75歳以上の長寿と健康を祝い、敬老の意を表して」実施してきたもので、「ささやかだが外食していた」「孫にプレゼントを買っていた」など、高齢者の喜びであり、区民としての誇りだと訴えて1万円の現金給付の継続を求めました。

高齢者人口の増加による影響は、17年後でも約4000万円

緑道整備に100億円より、敬老祝い金1万円の現金給付継続を

高齢者人口は、区の推計でも17年後に3900人余の増加であり、敬老祝い金の増加額は4000万円弱です。「持続可能性」というなら、100億円もの税金を投入する玉川上水旧水路緑道整備計画を中止してでも敬老祝い金の1万円現金給付を継続すべきです。

また民生委員による見守りについては、別の事業として、港区のように、支援につながっていないすべての高齢者世帯への専門職員による見守り事業を実施すべきです。