視覚障がい者のスマホ使用の補助用具(リボ2)購入費補助は実現へ 田中まさや議員が、区政リポート1月11日号を発行しました⑵
人権安全・安心活動報告渋谷区
第4回定例会の田中まさや議員の一般質問より
視覚障がい者のスマホ使用の
補助用具(リボ2)購入費補助は実現へ
私は、昨年の第4回定例会の一般質問で、区長に対して障がい者施策について2点質問しました。そのうち、視覚障がい者のスマホ使用のための補助用具(リボ2)の購入費の助成については実施に向けて検討するとの答弁がありました。
⑴障がい者福祉サービスの切れ間のない支援を
日本が、障がい者権利条約を批准して10年、その具体化である「総合福祉部会の骨格提言」から12年が経ちますが、政府はいまだに、「提言」を実施していません。
提言の重要な柱である障がい者福祉サービスの「応益負担」を廃止し、障害程度区分認定はやめて障がい者の実態に合ったサービスを提供できるよう「障害者総合福祉法」の制定を国に求めるべきです。区として、子どもの利用者負担を無料にすべきです。
また、65歳を超えた障がい者に、介護保険サービスを優先する国の通知については、違法の判決が出されています。区として自己負担なしで継続してサービスが受けられるようにすべきです。3点について、区長の所見を伺います。
⑵視覚障がい者の情報のバリアフリー化について
区内の視覚障がい者から、「スマートフォンを使いたいが、スマホを使うための補助装置であるリボ2(RIVO2)は高額で買えない。近隣区では補助があるが渋谷区では対象になっていない」との声が寄せられました。すでに、23区では13区が補助を実施しており、港区などでは日常生活支援用具として10万円補助しています。
リボ2も、日常生活支援用具に加えて、港区並みに補助すべきです。区長の所見を伺います。