低空飛行の新ルート(案)説明会に400人。怒り噴出!
1月19日(土)午後1時~白金台いきいきプラザ2階集会室にて、国土交通省による「羽田増便のための低空飛行の新ルート(案)説明会」~オープン型~が開かれました。1時開催にで、早くから詰めかけた住民たちは階段の下まで行列の状態となりました。あちらこちらで住民たちの不安や怒りをぶつける声が響きます。足を運んだ住民は400名にのぼるとのこと。
会場にはパネルが20枚ほど掲げられ、説明するための青いジャンバーを着た国交省の職員が20名ほど。会場はあっという間に満員になり、対応する職員は「ひとりひとりの声を聴くためにこのような形にしました」と言います。本当でしょうか?この場で住民からあげられた魂の声は本当に国土交通大臣に、そして政府に届くのか?疑問です。「こんなやり方ではだめだ」と多くの方が声を上げています。
現在のルートではなぜダメなのか?明快な回答は出来ません。新ルート(案)では、着陸する飛行機と離陸する飛行機とが同じ滑走路を使うことになります。これでは何らかの影響で離陸を待機せざるえない飛行機があれば着陸もできないということになります。現行のルートでは着陸のための滑走路は単独で2本あり、離陸機を待つことで着陸できないということはないとパイロット経験者の方が訴えていました。増便の為と言いながら現在4本使っている滑走路を3本にするというではありませんか。なんだか矛盾していると感じませんか?
実際の伊丹空港に着陸する飛行機の音を録音したものを視聴できるコーナーでは、30分以上も並ぶほどの大渋滞。なんとも不誠実な説明会ではありませんか。
騒音に対する健康被害、落下物に対する対策も「努力します」だけです。命に対する補償なんて考えてもいません。こんな状況での強行は許されるものではありません。私も最後の最後まであきらめません。まだまだ知らない人が多く、説明も足りません。