都議会2017年第4回定例会を終えて(大山とも子幹事長談話)

都議会
大山とも子日本共産党都議団幹事長が談話「2017年第4回定例会を終えて」を発表。
1.総選挙での行動への本質的反省がない
 改憲推進の姿勢を都政に持ち込まないよう厳しく求めました。
2.国保料(税)軽減へ届く時の財政支援が今こそ必要
 国民健康保険の運営に都が責任を負う制度となるにあたり、区長会・市長会も要望する独自の財政支援を求めました。知事は応える姿勢を見せませんでした。引き続い強く求めていきます。
3.大きな矛盾に追い込まれている市場移転問題
 市場業者の納得・合意が得られず、豊洲新市場の追加対策工事は入札不調が相次ぐなど、大きな矛盾に直面しています。「築地ブランドは東京の宝物」(知事答弁)というなら、築地市場を守り抜くことが必要です。
4.黒塗り重要情報の全面開示を
5.都民要求に全力をあげ多くの成果
 木造住宅耐震助成の対象拡大、大規模氾濫原再協議会の設置、子ども食堂への支援、子どもの貧困対策、保育園整備に対する都有地活用、介護離職対策、医療的ケアを必要とする子どもの通学保障、障害者医療助成の精神障害者への拡大などで、前向きな答弁がありました。
6.都議の期末手当据え置き条例を提案 議会改革に全力
 政務活動費での飲食の禁止、常任委員会のインターネット中継、公用車利用の縮小、議会棟の全面禁煙などの改革が進み始めました。
(都議の期末手当据え置き条例案は、都ファ・自民・公明などの反対で否決されました)
2017.12.23