【さわやかレポートNo.83】神宮外苑再開発にひろがる反対世論

発行物葛飾区都議会

和泉なおみの「さわやかレポートNO.83」発行しました。

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No.83  2023.8

 

【神宮外苑再開発にひろがる反対世論】

小池知事がひどい誹謗・中傷

和泉都議すかさず反論コメント

 

三〇〇〇本もの樹木を伐採し、神宮球場と秩父宮ラグビー場の敷地を交換して超高層ビルを建設する神宮外苑再開発に反対する運動は、小池知事が事業認可をおろしたあとにも、ますますひろがっています。

そして、七月二一日には「毎日」が、二二日には「朝日」がそれぞれ「都知事が主導し見直しを」「計画に固執せず対話を」との社説を掲げました。

すると小池知事は七月二八日の定例記者会見で、これらの批判を「ネガティブキャンペーン(誹謗・中傷)」だと決めつけました。それだけでなくある政治的意味で「プロパガンダ」だとも言いました。

これに対して和泉なおみ都議は、日本共産党都議団幹事長としてコメントを発表し七月三〇日付「赤旗」に掲載されました。

 

【和泉都議のコメント】

「事業者の説明をうのみにして

認可した知事の責任は免れない」

 

和泉都議の公表したコメントを紹介します。

一〇〇年近い樹齢の樹木を大量に伐採する事実に専門家や国際機関から厳しい批判が出ていることを、ネガティブキャンペーンだという小池知事の発言に驚いている。知事は事業者の説明をうのみにしているが、事業者の説明は日本イコモスの指摘に応えていない。

神宮外苑の歴史と大量の樹木を犠牲にして進める再開発計画に、反対の声はますます広がっている。都民・国民・専門家の声に耳を貸さず、的外れな反論で事業認可を行った自らの責任を回避することは許されない。

日本共産党都議団は、都民の理解が得られない再開発の中止・見直しを求め、引き続き多くの都民・国民の皆さんとともに全力を尽くす。

 

和泉都議コメントのツイッターに

五日間で67,000回

 

7月30日に発表した和泉都議のコメント全文を神宮外苑再開発の反対運動に参加しているロッシェル・カップさんが自らのツイッターにリツイートしました。すると、わずか五日間で(8月3日現在)そのツイートのアクセス数は67,000回にのぼりました。

「毎日」も7月31日に毎週月曜日に掲載する「風知草」(山田孝男氏執筆)というコラムで「反対世論は後退しないどころか強まっている。事業者任せにしない小池知事のリーダーシップに期待する」と反論しました。

再開発をめぐって三井不動産など事業者が発表した環境影響評価書に虚偽がある、とユネスコの諮問機関である日本イコモス国内委員会が指摘しましたが、無視されました。

そこで日本イコモスは国連のイコモス本部にヘリテージアラート(歴史的遺産の危機)として報告することになりました。

神宮外苑再開発に反対する動きはさらに広がりをみせています。

 

 

都営住宅自己負担で風呂釜を設置した方へ

故障した風呂釜の取り換えは都が負担します

 

昭和56年より前に建設された都営住宅には、風呂釜がなかったため、入居者が自己負担で設置していました。取り換えも自己負担となっていた問題を、共産党都議団は繰り返し議会で取り上げてきました。現在では都の負担で取り換えができるようになっており、今年も取り換えの申し込みを下記の通り受け付けます。

しかし、申し込み期限が限られていたり、せっかく審査が通っても住宅使用料が月額500円から3000円程度上がったり、これまでの風呂釜を自分で撤去しなければならなかったりと、課題も残されています。

引き続き、改善のために力を尽くしていきます。

 

・申込書類請求受付期間         8月1日から8月23日

・申込期限(郵送必着)          9月1日

・申込内容の審査            9月

・審査結果及び工事実施のお知らせの送付 9月中旬

※申し込みが予定数を超えた場合は、抽選になります。

 

申込書類の請求先は「JKK東京 お客様センター」(0570-03-0071または03-6279-2652)となっています。

 

和泉都議ひきつづき幹事長

都議団新役員 知事にあいさつ

 

日本共産党都議団は総会を開き新役員を選任しました。和泉都議はひきつづき幹事長として活動することになりました。

新役員は八月一日、そろって小池知事に会い就任あいさつを行いました。

新役員は次の通りです。

団    長 大 山 とも子(再)

幹 事 長  和 泉 なおみ(再)

副幹事長   里 吉 ゆ み(新)

政調会長   白 石 たみお(再)

政調会長代理 池 川 友 一(新)

政調副会長  尾 崎 あや子(再)

米 倉 春 奈(再)

斉 藤 まりこ(新)

藤 田りょうこ(新)

 

 

【なおみのさわやかエッセー】

「久しぶりの同窓会」

コロナで中断していた中学の同窓会を、9月に再開すると知らせが届きました。13年前に33年ぶりの同窓生たちと再会し、その翌年に東日本大震災。そんな中で地元に残っている同窓生たちは、同窓会の復活のために自らも大変な中で尽力してくれ、毎年続いてきました。仙台を離れている私たちも、「東京会」と称して時折集まりながら親交を温めてきましたが、コロナで全く会えませんでした。

中学時代、自分が忘れてしまっていたエピソードを級友たちが覚えていたり。その逆もあったり。30年の時を飛び越えて、同じ時代、同じ空気を吸って過ごした時間を確かめ合い、共有しながらのひと時は、何にも代えがたい 中学時代、あまりいい思い出がないと思っていた、私の古い記憶を「悔しいことばかりじゃなかった」「つらいことばかりじゃなかった」と書き換えてくれる大切な友人たち。久しぶりの再会が今からとても待ち遠しいのです。

 

 

【幹事長日誌】

6月29日 都委員会総会

7月 7日 日比谷公園視察調査

PFAS問題で副知事に申入れ

10日 東京都老人クラブ連合会と予算懇談

14日 手をつなぐ育成会大会であいさつ

都委員会 全都地方議員研修会

23日 原爆犠牲者追悼のつどい

25日 税理士政治連盟と予算懇談

27日 神宮外苑現地ヒアリング

8月 1日 知事へ会派新役員のあいさつ

新役員の記者会見

4日 ものづくり匠の技の祭典

横浜市男女共同参画事業の聞き取り調査