【さわやかレポートNO.95】都知事選を振りかえって

発行物葛飾区都議会

和泉なおみの「さわやかレポートNO.95」発行しました。

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NO.95 2024.08

 

 

都知事選を振りかえって

      都政報告会を行う

 

和泉なおみ事務所は八月三日、都政報告会を行いました。

和泉都議は先の都知事選挙で候補者選定委員のひとりとしてかかわってきた経験などをふりかえって、三期目を迎えた小池都政の問題点を縦横に語り、ひきつづき幹事長としてがんばる決意を述べました。

 

蓮舫さんの奮闘が

 新しい民主主義をつくった

 

和泉都議は都知事選挙をふりかえって、小池知事が現職でありながら政策論戦から逃げの一手で都民から都政の争点を見えづらくしたのに対し、蓮舫さんは選挙中もボトムアップで政策を発展させていったこと、そこから三〇〇〇人の「ひとり街宣」活動が生まれて、主権者としての意思を示す新しい民主主義の形が生まれたことを報告しました。

また、石丸候補が政策を語らないキャッチコピー選挙を展開し、自民党の腐敗政治への批判を〝既成政党〟批判にすりかえて〝政治を変えたい〟という思いを吸収したこと、これからの選挙で、ネットで情報を得る層にどうわかりやすく真実を伝えるか、の課題がのこったことなどを話ました。

 

三期目を迎えた

 小池都政はどうなるのか

 

また、小池知事が選挙中に新たに公約に盛り込んだなかみには、シルバーパスの改善、非正規雇用の処遇改善、学童保育の待機児ゼロと質の向上、特養や高齢者施設の整備などがあり、どうやら日本共産党都議団の予算組み替え提案を参考にしたらしいこと、その一方で土地収用の運営基準からわざわざ「円満解決をめざし」という文言を削除して〝機動取得推進課〟六三人体制を設けるなど、「都民不在」の強権的な都政運営がさらに強まりそうだ、ということなど三期目を迎えた小池都政を分析して都知事選で強まった野党共闘を都議会内でさらに強く、大きくしたいと、決意を述べました。

 

 

都議団新役員

 小池都知事にあいさつ

 

日本共産党都議団は八月二日、新役員就任のあいさつを小池都知事に行いました。

和泉なおみ幹事長は「さきの知事選挙で、小池知事がシルバーパスの改善や非正規雇用の処遇改善など、かねてより日本共産党都議団がかかげてきた問題を、公約としてかかげたことは重要だ」と指摘して「大いに議論しましょう」「ぜひ答弁に立ってください」とあいさつしました。

 

 

和泉都議

 ひきつづき幹事長に

 

和泉都議はこのほど日本共産党都議団の役員改選にあたり、幹事長として再選されひきつづきがんばることになりました。

都議団の役員体制はつぎのとおりです。

団   長 大山とも子(新宿区)

幹 事 長 和泉なおみ(葛飾区)

副 幹事長 里吉ゆみ(世田谷区)

政調委員長 白石たみお(品川区)

副政調委員長 池川 友一(町田市)

 

 

葛飾区の創業支援事業について

 聴きとり調査を行う

 

和泉都議と三小田区議、中村区議など和泉事務所中小企業チームは七月一六日、葛飾区から区が行っている「創業支援事業」についての聴きとりを行いました。

これは産業競争力強化法にもとづいて、区内で創業する人たちを支援するための〝創業塾〟などを実施するもので、区が直接実施するものと、区内の信用金庫、信用組合が実施するものとがあり、いずれも必須のカリキュラムは共通しています。

二〇一七年から始められましたが、これまで申し込みは延べ一一一九人になり、この八月から始まる受講は申し込みが開始三十分で定員が埋まるなど関心は高まっています。

全日程を終了すると証明書が交付され、無利子の創業支援融資が受けられます。区が実施する創業塾には女性専用のコースもあり、信用金庫の塾などには開業してからの「伴走支援」をするところもありました。

直近の二年で、この事業で実際に創業した人は一三八人にのぼります.

 

 

神宮外苑再開発

 「都は国連の指摘を受け止めよ」

         都議団が申し入れ

 

神宮外苑再開発はいま国際問題になっています。国連人権委員会が「神宮外苑の再開発について行われた環境影響評価(アセスメント)が、公開協議が不十分だとの報告書があったので深刻な危惧を表明する」と報告書を発表したのです。ところが都はその報告書のその部分を削除するようにもとめたのです。

七月二四日、和泉なおみ都議を先頭に日本共産党都議団は「削除要求を撤回し、報告書の指摘を真摯に受けとめて、都民との対話の場を設けるべきだ」との申し入れを行いました。

 

 

なおみのさわやかエッセー

楽しい韓国語講座

 

6月27日から、毎週木曜日の夜、労働者学習協会の韓国語講座に通い始めました。今年に入ってから新聞に折り込まれた講座のチラシを手帳に挟んで「通いたい」けど「忙しいから通いきれないかも」などと、悩むこと数か月。

けれども、「そんなこと言ってたら、議員をやっている間は、他の事が何もできない」と思い直し、後日授業の動画が送られてくることにも気を強くして、申し込みました。正しい発音や会話の練習、耳から聞いた言葉をハングルで書き取りをする「パダスギ」など、独学ではなかなかできないし、何よりみんなと学び合えるのがとても楽しい。

教室に行けないことも多いけど、いくつになっても何かを習って覚えていく喜び、出来る事が増えていく嬉しさを諦めなくて良かった。

今まで以上に、時間を上手に管理する必要がありますが、字幕なしで韓国ドラマの内容が分かるようになりたい、という野望を果たすまで、頑張ろうと思います。

 

 

幹事長日誌

 

7月12日 手をつなぐ育成会大会

21日 原爆犠牲者追悼のつどい

22日 都知事選候補者選定委員会

24日 神宮外苑再開発申し入れ

25日 コロナとシルバーパスで申し入れ

26日 日本共産党都委員会・都議団対都要請

27日 マンション管理・防災で専門家に聞き取り

31日 神宮外苑問題緊急学習会

8月 1日 葛飾区非核平和祈念の集い

2日 都議団新役員の知事挨拶

米兵の性犯罪に関する申し入れ