【さわやかレポートNo.100】党都議団、予算要望書を提出
和泉なおみの「さわやかレポートNO.100」発行しました。
↓クリックするとpdfデータが表示されます。
NO.100 2025.1
党都議団 二四六七項目の予算要望書を提出
和泉都議が小池知事に手渡す
日本共産党都議団は年末の十二月二七日に、都二〇二五年度予算編成に対する二四六七項目の要望をまとめ、和泉なおみ幹事長が小池百合子知事に対し要望書を手渡しました。
巨大な財政力を
都民の暮らしと営業を守るために
二四六七項目におよぶ要望は、都議団が毎年都内の階層別・分野別の各団体と懇談し、そこで出された要望項目をひとつひとつ都議団として集団的に検討し整理したもので、日本共産党都議団のたくさんある諸活動のなかでも大きな比重を占めるものです。
要望書提出にあたって和泉なおみ都議は幹事長として小池知事に対し
「東京都の税収はバブル期を超し、史上最高水準を更新しつづけていますが、都民の暮らしは長引く物価高騰で限界に来ています。
都の巨大な財政力は大型開発優先の財界ファーストではなく、都民の暮らしと営業を守り地域経済を立て直すことにこそ使うべきです」
と強調しました。
和泉都議は「九・五億円投入して都庁舎に光を投影するプロジェクションマッピングにつづき、今度は二六億円投入する噴水計画をすすめる小池都政は、光を当てるところが間違っている。都政が光を当てるべきは都民のくらしではないか」と厳しく批判しました。
中小企業賃上げ応援助成金
の創設を提案
具体的な要望項目としては、青年や母子家庭などへの家賃補助の創設や、公共交通の子ども料金年齢を一八歳まで拡充することなどが提案されています。
特に地域経済の立て直しの観点からは、中小企業への燃料費・固定費の補助とともに、約一万社を対象に実施する「中小企業の賃上げ応援助成金」の創設提案などが盛り込まれています。
驚くべき小池知事の姿勢
答弁にたたず 逃げの一手
驚くべきことに和泉都議のこうした都の姿勢に対する質問に小池知事は逃げまわり、一回も答弁に立ちませんでした。
例えばある高齢女性の様子がおかしいと、パトロールの警官が気づいて医療機関に連れていったところ軽度の熱中症だったことがわかり、医者が「水をたくさん飲むように」とすすめました。するとその女性が「嫌がらせされていて水が止められている」と返答したのです。結局その女性が認知症のため水道料金を滞納して給水停止になっていることを理解できていなかったことがわかった、
という事例をあげる和泉都議が「滞納している原因やくらし向き、個別の事情はそこに行ってみなければわかりません。知事はこのような実態を聞いて胸が痛みませんか」と聞きました。しかし知事は答えませんでした。
和泉都議は「このような深刻な事態に知事は語るべき言葉を持たないということですね」と述べてあらためて都が訪問催告を復活するよう求めました。
また、お台場噴水計画で、和泉都議は小池知事に対して
「知事がこれまでに見た噴水で感動し、もう一度見たいと思った噴水はどういう噴水ですか」と質問しました。
これは知事の体験による噴水への認識を聞いたのですから、知事にしか答えられない質問です。ところが何を警戒したのか知事は答えませんでした。代わりになんと、局長が答弁に立ちましたが、全く無関係な内容でした。
これではまともな質疑になりません。
和泉都議は「知事にしか答えられない質問になぜ答えないのか、全く理解できません。」と述べてお台場噴水が知事が見てきたドバイ・ファウンテンと酷似していることを指摘して質問をすすめました。
小池知事が知事としての資格を疑わせる一場面でした。
和泉都議十二月都議会で
よつぎ療育園について文書質問
和泉都議は十二月都議会で区内東四つ木四丁目の都営住宅一階にある「よつぎ療育園」についての文書質問を行いました。
和泉都議はこれまでも二〇二〇年九月議会でよつぎ療育園の改善を要望する文書質問を行いましたが、今回あらためてコロナ禍の経験を経て、施設改善の緊急性が明らかとなったので、都の責任の認識について質したものです。
都住のなかにではなく独立した施設建設を検討すべき
よつぎ療育園は重度の障害を抱える人にとって日常的な健康管理や生活支援とともにレクリエーションなどの行事を楽しむための通所施設としての役割と、診療・リハビリが行える外来診療の役割を受け持たなくてはならない施設です。
しかしコロナ対策のためにながい間、通所回数や、バス乗車人数を減らし、外来診療も人数を制限し厳しい利用制限を行ってきました。このため障害者本人と家族の生活と健康に重大な影響が生まれています。
もともとよつぎ療育園は開設以来、その狭さと人員不足の状況がいわれていましたが、コロナ禍での運営は現場の工夫が限界を迎えています。
和泉都議は文書質問で、こうした状況に都は正面から向き合うべきだ、と述べ施設が都営住宅の一階にあり、施設と住民の動線が分離されていないことなど構造的な課題は現場の努力と工夫だけでは解決できない、独立した施設の整備を検討すべきではないか、と東京都の見解を質しています。
大場川堤防整備動き出す
和泉都議の文書質問への都回答
九月都議会で和泉都議が行った大場川の整備についての文書質問に対してこのほど、都からの回答がありました。
これによると、大場川堤防の整備について都は、測量調査や地質調査を行ったうえで、整備のための基本設計を行う、としています。
和泉都議の問題提起に対して、都はかなり本格的な対応をせざるを得ないことを認識したことが伺えます。
すでに西水元地域では都建設局江東治水事務所による委託で、西水元四丁目から六丁目にかけての樹木調査が行われています。
また、工事実施にあたっては、住民説明会を行うことも公式に回答されました。
新年は水元地域の環境を住民とともにつくりあげていく活動が期待されます。
12月29日和泉都議
歳末特別警戒にあたる 消防団を激励
区内の消防団は毎年、年末にあたって夜を徹しての特別警戒活動を行っています。
和泉都議は十二月二九日夜、歳末特別警戒にあたっている金町消防団を視察・激励を行いました。
当日は金町消防団長、金町消防署長とともに六つの分断をまわり、臼倉消防団長のあとに都民を代表して感謝を込めて、次のようなあいさつを行いました。
「大変寒い中、特別警戒にあたっていただき、ありがとうございます。インフルエンザが猛威をふるっています。この町の安全を守るみなさんに病気やケガがあってはいけませんので、くれぐれもお体に気をつけて、特別警戒を終え、ご家族といっしょによいお正月を迎えることができますよう、心から願っています。みなさん、本当にお疲れ様です。ありがとうございます」
都国保運協 行われる
来年度は値上げなしの見込み
11月26日に東京都国民健康保険運営協議会が開かれ和泉都議は委員として出席しました。
来年度は医療費見込みの減、被保険者数の減などから保険料の値上げはない見込みとなりましたが、和泉都議は次のように発言をしました。
所得が低く医療需要の高い人が多く加入する国保は公的費用で支えることこそ必要な人に必要な医療を安心して受けてもらえる。国に対して定率国庫負担の引き上げを強く求めるべきです」
なおみのさわやかエッセー
お正月だから、高くても…
野菜の高騰が続いています。とりわけ、年末年始は「えー、キャベツ一つ500円?ほうれん草が350円?大根も300円、春菊も…小松菜も…」お正月の準備にどうしても必要なものは「高いなぁ」と思いつつ買いました。あとはキノコ類やカット野菜、その日に安い野菜を多めに買って、ゆでて冷凍?頭を悩ませていますが、健康のことを考えると、いつまでも野菜を減らすわけにもいきません。
高騰しているとはいえ、輸送コストや包装材などの値上げ、何より猛暑の影響による収穫量の減少が原因だから、農家さんの経営は今まで以上に厳しいことも知っています。
それでも、なかなかキャベツやブロッコリーは買えません。以前から大根やカブの葉っぱも、もったいないので、菜飯やみそ汁、スープの具にして食べつくしています。あらためて野菜のありがたみを実感する日々。
農家さんと消費者がウィンウィンになるために、政治にできることがあるはず。つくづくそう感じるお正月です。
幹事長日誌
12月10日 本会議代表質問
11日 本会議一般質問
13日 財政委員会
16日 財政委員会
17日 議会運営委員会理事会
〃 委員会
18日 閉会日本会議
神宮外苑議連総会
21日 都政報告会
(東四つ木・柴又)
23日 予算要望書を知事に提出
27日 赤旗新春座談会
29日 金町消防団年末特別警戒視察
1月 6日 区賀詞交歓会
平和事業について都に申入れ