本町学園第二グラウンド複合施設(仮称)整備事業~田中まさや区議会議員が、区政リポート8月16日号を発行しました

子ども・子育て・保育学校教育安全・安心活動報告

本町学園第二グラウンド複合施設(仮称)整備事業
住民と学校関係者への丁寧な説明と声を聞く場を

住民と子どもの教育、学校関係者に大きなかかわりのある本町学園第二グラウンド複合施設(仮称)整備事業について、今年6月に基本計画策定・発注検討支援業務委託公募型プロポーザルが実施され、7月に事業者が選定されました。(左記参照)
この整備計画は、昨年の6月区議会定例会本会議で区長が、「本町地区においては、木造住宅密集地域の解消や狭隘道路の問題解決は、住みよい街として未来へ次世代へ引き継いでいくために不可欠な課題」だとして、「今後、渋谷本町学園第二グラウンド体育館の建替えに合わせ、本町出張所・区民会館等の公共施設を集約し、これらの跡地を防災強化に資する種地としての活用を研究するなど、これら諸課題の解決のためのプロジェクトを立ち上げ、早期に検討を始めてまいります」と答弁して以来、庁内での検討が進められてきました。
プロポーザルの内容と区長答弁、関係者の話によれば、現在、部活動などの学校行事、施設開放事業などで活用されている体育館を、出張所や多目的ホール、保育園、幼稚園、防災施設等の4階建て複合施設に建て替え、本町出張所跡地は、防災のための「種地」として活用する案です。
関係者の話では、区民への説明は、本町町会連合会や本町幼稚園PTA、本町学園PTA役員会や運営委員会では、計画について説明して来たとのことですが、区議会には一切説明はありません。
この施設は、教育施設であり先ず本町学園PTAや教育関係者の声をしっかり聴く必要があります。私のところへも、「部活動はこれまで通りできるのか」、「手狭な放課後クラブ室を広げられないか」などから、「小中学校の施設を一体にすることにメリットは感じない。この機会に抜本的に見直しを」求める声まで届いています。
住民からも、「なぜ出張所の移転が必要なのか」、「いまの本町区民会館より広くなるのか」などの声や疑問があがっています。
公募で決まった委託事業者の委託期間は、今年12月25日迄です。区は、早急かつ丁寧に、区議会、住民、学校関係者などに説明するとともに、計画先にありきでなく、住民の声にしっかり耳を傾けることが強く求められます。

渋谷本町学園第二グラウンド複合施設(仮称)基本計画策定・発注方式検討支援業務委託公募型プロポーザル実施要項(抜粋)

1.趣旨
渋谷本町学園第二グラウンド複合施設(仮称)基本計画策定・発注方式検討支援業務委託(以下「本委託」という)の受託者を選定するにあたり、区の特性等を十分に理解し、豊富な経験や能力を有する優れた技術者を特定するための手続きについて必要な事項を定める。

2.事業内容
⑴件名
渋谷本町学園第二グラウンド複合施設(仮称)基本計画策定・発注方式検討支援業務委託

⑵事業内容
①事業名称
渋谷本町学園第二グラウンド複合施設(仮称)整備事業

②事業内容
既存「渋谷本町学園第二グラウンド」の体育館を解体撤去し、新複合施設及び駐車場を含む外構工事を行う

③建設場所(予定)
東京都渋谷区本町4丁目39番1号

④規模
延床面積4400㎡

⑤新施設導入機能(案)
・多目的ホール
・保育園
・幼稚園
・子育て支援センター
・出張所
・防災施設

⑦完了予定
令和5年開所予定

⑸委託期間
契約締結日の翌日から令和元年12月25日(水)まで

 

公募型プロポ―ザールの結果

選定事業者
事業者名 株式会社 山下PMC
所在地  東京都中央区明石町8-1聖路加タワー29階

 

都営住宅一般募集始まる
<一般募集住宅・単身者向>
東二丁目第2 2戸
神南一丁目  1戸
広尾五丁目  1戸
※居室内で病死等が合った住宅
東二丁目第二 1戸
●申込み・〆切
8月15日(木)必着

※今回は、家族向けポイント方式の区内住宅の募集はありません。

区政リポート2019.8.16