２０２０年第１回区議会定例会提出予定議案示される
補正予算で70億円増し、貯め込みは１，０７８億円に

２月５日の議会運営委員会で、２月19日から始まる第１回区議会定例会に提案される区長提案の議案が示されました。内訳は、条例15件、２０１９年度補正予算１件、２０２０年度一般会計予算と国民健康保険事業会計など３事業会計予算、区道の認定２件、人権擁護委員の諮問３件などです。（下表参照）
日本共産党区議団は、議案提案権を使い、10件の条例案を提案します。（左記参照）

区民のくらし守る財源は有ります
区長提案の議案には、高すぎて払えない国民健康保険料をさらに値上げする条例や再開発のために神宮前隠田区民会館を廃止するための条例などが含まれています。
また補正予算74億１８００万円には、今年度の繰越金70億円を都市整備基金に積み増す予算が含まれており、財政調整基金と合わせて積立て総額は１，０７８億円に達します。
この基金は、区民に国保料値上げなど負担増を押し付け、切実な願いに背を向けて貯め込んだものです。区民のくらしを守るために使うべきです。
党区議団が提案した条例案の内、国保料の値下げや学校給食費の無償化、３０人学級の実施だけでも１０億円あれば実現できます。今こそ、くらしを守る予算に切り替えるべきです。

日本共産党区議団の条例提案
１．渋谷区公契約条例の一部を改正する条例　
２．渋谷区立河津さくらの里しぶや条例を廃止する条例
３．渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例
４．渋谷区高齢者の医療費の助成に関する条例（制定）
５．渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例
６．渋谷区子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
７．渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例
８．渋谷区奨学資金に関する条例の一部を改正する条例
９．渋谷区学校給食費の助成に関する条例（制定）
10．渋谷区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例

区政リポート2020.2.14