新型コロナ対策 区は、くらし・営業守る責任果たせ ~ 田中まさや区議会議員が区政リポート6月5日号を発行しました①
区議会第2回定例会始まるー牛尾副幹事長が代表質問
新型コロナ対策 区は、くらし・営業守る責任果たせ
第2回区議会定例会が 6月3日から始まりました。会期は6月17日迄です。
日本共産党区議団は、本会議2日目の4日に牛尾まさみ副幹事長が代表質問に、私、田中まさやは5日に一般質問に立ちました。
新型コロナウイルス感染拡大とそれによる自粛の影響が、区民や中小企業に重大な困難をもたらしている中での区議会です。長谷部区政が、区民の困難に対して独自支援をほとんど実施しない中で、党区議団の二人の質問は、区民と中小業者、フリーランス、学生への区独自の支援、子育て支援や福祉の充実などについて具体的な提案を行い、区長に実現を求めています。
今号から、代表・一般質問について紹介します。今回は、牛尾議員の代表質問(要旨)の冒頭部分を掲載します。
国民を守れない安倍政権のコロナ対策
世界中に広がった新型コロナウイルス感染症には、渋谷区民も175人が感染して4人の方が亡くなり、19人が現在も入院中です。お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表するとともに、入院中のみなさんの一日も早い回復を願うものです。
コロナ危機から区民のいのちとくらしを守るために、日本共産党渋谷区議団は3回にわたって区長に要望書を提出し、緊急アンケートを実施して区民の声を聞いてきました。
新型コロナ感染症の不安をなくし、困難に陥ったくらしや営業への支援を求める広範な世論と野党の論戦で、一人10万円の特別定額給付金、持続化給付金が実現しました。第二次補正予算には、医療提供体制の強化や売り上げが半減した事業者への家賃補助、雇用調整助成金の上限額の引き上げ、学校再開や学生支援の予算も盛り込まれました。PCR検査や医療体制の構築に消極的で、自粛と一体の補償を拒んできた政府の姿勢を変化させたことは、国民が声を上げれば政治が変わることを示しました。しかし、中小事業者が「経営がもうもたない」と悲鳴を上げているのに、特別定額給付金も持続化給付金の支給も始まったばかりで、政府の支援はあまりに遅く、規模も小さすぎてこのままでは倒産や廃業を防げません。
牛尾議員は、安倍政権の新型コロナ対策の問題点を指摘したうえで、ただちに渋谷区がとりくむべき課題について、具体的な提案を行いました。詳細は、次号から紹介します。
第2回定例会で、牛尾副幹事長が代表質問、田中まさや議員が一般質問
【牛尾議員の代表質問の主な項目】
1.新型コロナウイルス感染症対策について
⑴くらしと営業を守る区独自の支援を
・中小事業者等、失業・内定取り消し者、学生への支援
⑵PCR検査を積極的に
⑶区内の医療機関に対する支援で医療体制の確保を
2.区政のあり方について
3.医療保険について
4.教育について
5.羽田空港都心低空飛行ルートについて
6.都立病院について
【田中議員の一般質問の主な項目】
1.子育て支援について
⑴子どもの貧困について
①子育て世帯への経済的支援について
②子どもの生活実態調査と子どもの権利条例制定を
⑵保育について
①コロナ感染拡大のもとでも安心できる保育について
②保育施設、給食食材納入業者への支援について
2.高齢者・障がい者福祉と介護保険について
⑴新型コロナウイルスの影響から介護事業者、障がい者施設を守ることについて
⑵高齢者のくらしと健康を守ることについて