第8期高齢者保健福祉計画等答申(案)策定~住民の声活かし、高齢者の尊厳守れる計画に 田中まさや区議会議員が、区政リポート1月21日号を発行しました

安全・安心活動報告渋谷区

第8期高齢者保健福祉計画等答申(案)策定

住民の声活かし、高齢者の尊厳守れる計画に

介護保険事業計画等作成委員会は1月18日、2021年度から3年間の高齢者福祉・介護保険事業の内容を決める第8期高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画(第8期計画等)にかかる住民説明会等の報告、答申案の説明を受け協議しました。

翌19日の福祉保健委員会では、第8期計画策定にあたっての住民説明会とパブリックコメント(昨年12月実施)の結果について報告を受けました。なお、同日の委員会では2021年度から始まる第7次障がい者保健福祉計画・第6期障がい福祉計画・第2期障がい児福祉計画策定にかかる住民説明会・パブリックコメントの結果についても報告を受けました。

第8期計画策定にかかる住民説明会等の報告に対して、私が質疑したいくつか点についてご紹介します。

▼説明会について

住民から区の住民説明会以外に説明会開催の要求が1件あったが、「区のホームページにYoTubeに説明動画を配信しているのでそれを見てほしい」として断った件について、区の説明会の回数や時間帯などが限られている中で、住民の声を反映させてより良い計画にするためには、参加者相互の意見を聞くことができる説明会は積極的に開くべきであるとして改善を求めました。

▼計画全般について

住民から「社会的弱者がおいてきぼりにされるのでは」との意見が出ており、老人福祉法に定めているように「高齢者の尊厳」を守る国と自治体の責任を明記した計画にするよう求めました。

また、より身近な相談支援窓口である地域包括支援センターの機能・体制強化の声が出ており、区内4か所の機能強化型だけでなく、計画の中で11か所すべての地域包括の体制を強化するよう指摘しました。

▼その他

人材確保では、賃金引上げをの必要性について明記すること、防災や感染症対策では、事業所間の支援ネットワークの構築や、そのためにも日常的にゆとりある職員体制を構築する必要があると指摘しました。

 

区政リポート2021.1.21docx