渋谷図書館廃止撤回を!いのち・くらし最優先へ論戦 ~第4回区議会定例会は、11月24日~12月8日 田中まさや区議会議員が、区政リポート11月26日号⑴を発行しました

中小企業人権国保子ども・子育て・保育学校教育安全・安心活動報告渋谷区

第4回区議会定例会は、11月24日~12月8日

渋谷図書館廃止撤回を!いのち・くらし最優先へ論戦

11月24日から、第4回区議会定例会が始まり、本会議2日目にトマ孝二議員が、3日目には牛尾まさみ議員が、一般質問を行いました。

  • 代表質問の概要

今回の代表質問では、国政問題として、総選挙後急速に強まっている憲法第9条を改憲し戦争する国への動きをストップし、核兵器禁止条約への参加をすすめるために、渋谷区議会から声を上げました。

区政では、日本共産党区議団が夏から秋に行ったアンケートに寄せられた区民や中小業者の実態や声をもとに、コロナ禍でこそ求められる区民のいのち、くらしを守る自治体の役割を問い、新型コロナ対策の抜本的強化、ケア労働者の処遇改善、くらしを守るための国民健康保険料の引き下げ、学校給食の無償化、特別養護老人ホームの待機者解消や小中校全学年での35人学級の実現などを求めました。

とりわけ渋谷図書館の廃止条例については、図書館の役割を明らかにしながら、区民無視、教育・文化否定の暴挙を告発し、撤回を求めました。

  • 一般質問の概要

一般質問では、人類の存亡のかかった気候危機を打開するために、日本共産党としての提案を示しながら、国と渋谷区がふさわしい責任を果たすことを求めるとともに、持続可能な街づくりを求めました。

子育て支援では、来年度認可保育園に入れない待機児が見込まれる中で、認可保育園の増設による待機児解消と保育の質の確保、コロナ禍に苦しむ子育て世帯への負担軽減として子ども医療費無料化、出産一時金の増額、子育て世帯・若者世帯の家賃補助制度の実現を求めました。

 

日本共産党区議団の質問項目

  • トマ孝二議員の代表質問

1.区民のいのちと暮らしにかかわる国政問題について

⑴憲法第9条守れ

⑵核兵器禁止条約に参加を

2.新型コロナ感染症対策について

⑴100年に一度の災害にふさわしい対策を

⑵PCR等検査の拡大と安全・迅速なワクチン接種を

⑶保健所と医療体制の強化を

⑷中小業者、文化芸術関係者、区民への支援を

3.暮らし、福祉、教育優先の区政への転換について

⑴大企業奉仕やめよ

⑵ケア労働者の処遇改善を

⑶国民健康保険料の引き下げを

⑷特別養護老人ホームの増設を

4.教育について

⑴渋谷図書館廃止条例の撤回を

⑵学校給食の無償化を

⑶少人数学級の実現を

  • 牛尾まさみ議員の一般質問

1.気候危機対策と持続可能なまちづくりについて

⑴気候危機打開に向けた国と区のとりくみにいて

⑵東京一極集中と大型開発の中止を

2.子育て支援について

⑴認可保育園の増設と保育の質の向上を

⑵子ども医療費の高校生までの無料化を

⑶出産一時金の増額を

⑷子育て世帯・若者世帯の家賃補助の実施を

以上

区政リポート2021.11.26docx