複合化・共用化をすすめている大田区を視察 ~田中まさや議員が、区政リポート4月28日号を発行しました⑵
子ども・子育て・保育学校教育活動報告渋谷区
複合化・共用化をすすめている大田区を視察
日本共産党区議団は、4月22日小中学校の複合化・共用化をすすめている大田区を視察しました。党大田区議団にご協力いただきました。視察の一部を紹介します。
<大田区立入新井第一小学校の複合化の概要>
・小学校に複合化する施設:
文化活動支援施設(多目的ホール)、区民活動施設(多目的室、音楽スタジオ)、地域包括支援センター、シニアステーション、消防団本部、地区防災備蓄倉庫、放課後こども教室、適用指導教室、子育て支援施設、児童多目的広場
- 大田区議団から指摘された複合化の問題点
・工期が長くなり教育環境の悪化が長期化する。(入新井小の場合7年間)
・複合化により施設が高層化することによる教育環境の悪化。(入新井小の場合、現在2階建てが4階建てに)
・多くの人が出入りすることで、安全安心の確保が困難になる。
・複数の施設を1カ所に集約することで、身近に公共施設がなくなり区民サービスや災害時の対応などが後退する。
・工事が大規模化し、大手ゼネコンしか受注できず、地元の業者に仕事が回らない。(区民の税金が、地域に回らない)