トップダウンやめ、くらし・いのち最優先の区政への転換求める~牛尾まさみ議員、トマ孝二議員が質問 区政への転換求める 田中まさや議員が、区政リポート6月3日号を発行しました
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第2回区議会定例会はじまる~牛尾まさみ議員、トマ孝二議員が質問
トップダウンやめ、くらし・いのち最優先の区政への転換求める
ロシアのウクライナ侵略や国内では物価高騰によるくらしの悪化という、平和とくらしに対する政治の責任が問われるなか、区議会第2回定例会が、6月1日から始まりました。会期は6月15日までです。
本会議は1日~3日までで、日本共産党区議団は、2日に牛尾まさみ議員が代表質問、トマ孝二議員が3日に、それぞれ区長・教育長に対する質問をおこないます。
代表・一般質問のポイント
- ウクライナ危機を利用した憲法9条改憲、大軍拡、反撃力(敵基地攻撃能力)の保有、米軍との核兵器の共有など、自民、公明、維新、国民民主などの戦争の危険を増大させる動きに対して、政治の責任として、「紛争を戦争にしないための外交努力」の重要性を明らかにし、区として9条いかした平和外交への転換を国に求めるよう区長の姿勢を質します。
- 物価高騰対策では、消費税5%減税とインボイス制導入中止、大企業の内部留保課税で最低賃金1500円への引上げ、区として年間所得200万円以下の住民税課税世帯への10万円給付、区内の公務労働従事者の賃金の引き上げなどを求めます。
- 区長の政治姿勢では、旧美竹分庁舎跡地など区有地などを民間開発業者に貸して商業施設や賃貸住宅などで大もうけさせる事業(ステップアップ・プロジェクト)を解明して、大企業奉仕から区民のいのち・くらし最優先への転換を求めます。また住民の願いを切り捨てて強行されたし渋谷図書館の廃止に抗議し、現在地でのリニューアルによる再建を求めます。
- 区民のいのちとくらし最優先の区政については、新型コロナ対策の強化、生活保護の利用拡大や夏冬の見舞金の復活、国保料の引き下げ、気候危機対策の抜本的強化を求めます。
- 教育については、小中学校全クラスでの35人学級の実現を求めます。また区が発表した小中学校22校の建て替え 計画については、①子どもや学校関係者、住民不在のトップダウン、②少人数学級に背を向けている、③本町学園などの検証なしに学校統廃合や施設一体型小中一貫校を推進するなど教育環境の悪化や地域コミュニティ・防災力の後退を招く問題を追求し計画の見直しを求めます。また、学校給食の無償化を求めます。
- 子育て支援については、認可保育園の待機児解消と保育の質の改善や保育従事者の処遇改善などとともに、子ども医療費の高校生までの無料化を求めます。
- 羽田低空飛行ルートについては、本町1丁目に落下した氷塊の落下原因の徹底究明と飛行中止を国土交通省に求めるよう区長に質します。
- 高齢者福祉については、高齢者住宅の整備や空き家利用などで高齢者の住宅確保を、持続化給付金などを区営住宅の収入認定の対象から除外すること、また特別養護老人ホームの待機者解消とそのために代々木2・3丁目国有地、幡ケ谷2丁目都営住宅跡地などの活用を、高齢者補聴器購入費助成制度の改善などを求めます。
- 中小業者対策として、小規模企業振興条例の制定と固定費支援を求め、商店街支援として、街路灯の装飾昇降機助成と電気代の全額助成の実施を求めます。
日本共産党区議団の質問項目
牛尾まさみ議員の代表質問の主な項目
【主な項目】
1.平和と物価高騰対策について
⑴憲法9条にもとづく平和外交について
⑵物価高騰対策について
2.区長の政治姿勢について
⑴大企業奉仕の区政の転換
⑵トップダウンの手法やめよ
3.区民のいのちとくらし最優先の区政について
⑴新型コロナ対策について
①感染情報の公表
②ワクチン接種
③検査の拡大
④保健所の体制強化と医師会との連携
⑤医療体制の確保
⑵生活保護について
⑶国保料の引き下げについて
⑷気候危機対策について
4.教育について
⑴少人数学級と教職員の増員について
- 学校施設長寿命化計画について
⑶学校給食の無償化につ いて
5.子育て支援について
⑴認可保育園の待機児解消について
⑵保育従事者の処遇改善について
⑶子ども医療費無料化の拡大について
6.羽田低空飛行ルートについて
トマ孝二議員の一般質問の主な項目
【主な項目】
1.高齢者福祉について
⑴高齢者の住宅確保について
⑵コロナ給付金の区営住宅の収入認定について
⑶特別養護老人ホームの増設について
⑷高齢者の補聴器購入助成制度の改善について
2.中小業者対策について
⑴小規模企業振興条例と固定費支援について
⑵商店街支援について