物価高騰対策、教育や高齢者福祉の充実など求める ~区議会第4回定例会・党区議団が本会議で区長・教育長の姿勢質す 田中まさや議員が、区政リポート11月23日号を発行しました⑴
区議会第4回定例会・党区議団が本会議で区長・教育長の姿勢質す
物価高騰対策、教育や高齢者福祉の充実など求める
11月27日から12月12日までの日程で、第4回区議会定例会が開かれます。本会議は、27日(月)~29日(水)の3日間です。
物価高騰が深刻なのに、岸田政権は無為無策で、もっとも効果的な消費税減税には背を向け、逆に増税や社会保障の改悪まで狙っています。物価高騰から区民のくらしや営業を守ることがまさに区政の最重要課題で す。
ところが長谷部区長の提案した補正予算には、ハチペイの50%還元の予算が3億円計上されていますが、区民の利用者は1割程度でしかもマイナンバーカードを持っている区民に限られます。
これに対して、党区議団は牛尾団長が代表質問で、低所得者や子育て世帯、若者世帯への区独自の給付金や中小業者のコロナ対策「ゼロゼロ融資」の借り換え融資の実施、紙の商品券の発行、若者や子育て世帯の家賃補助制度の復活などを1444億円の基金も活用して実施するよう提案します。
また、100億円もの税金を投入する玉川上水旧水路緑道整備計画、神南小学校の建替え計画や学校統廃合、グラウンドのない仮設校舎の問題などトップダウンによる学校整備計画は撤回するよう求めます。さらに来年度の国保料を引き上げないことなどについて区長の姿勢を質します。
私は一般質問で、2024年度から3年間の「第9期高齢者保健福祉計画・同介護保険事業計画」を中心に、高齢者福祉・介護保険などについて、介護保険料を値上げしないこと、認知症対策や地域包括支援センターの強化、区長が縮小しようとしている「敬老祝い金」についても継続・改善を求めます。
また、ジェンダー平等については、渋谷区が多様性社会推進条例を改正しようとしている点について改善を提案するとともに男女賃金格差の是正などについて、さらに障がい者福祉の充実については、サービス利用で求められている「応益負担」の廃止、障害者差別解消法について要配慮義務の徹底などについて質問します。
ぜひ、傍聴にご参加ください。
日本共産党区議団の本会議での質問
●牛尾まさみ団長の代表質問
11月28日(火)15時30分頃~
【主な項目】
1.平和と安全、くらしにかかわる国政問題について
2.区長の政治姿勢について
3.医療保険について
4.教育について
5.保育について
●田中まさや幹事長の一般質問の柱
11月29日(水)14時頃~
【主な項目】
1.高齢者福祉と介護保険について
2.ジェンダー平等について
3.障がい者福祉について
ぜひ、傍聴にご参加ください