「工事を中止し、住民の声を聞く」88%、テラゾ材、農園も反対が圧倒 ~日本共産党区議団・「玉川上水旧水路緑道再整備計画についての住民アンケート」中間集約 田中まさや議員が、区政リポート9月19日号を発行しました

安全・安心活動報告渋谷区訪問

日本共産党区議団・「玉川上水旧水路緑道再整備計画についての住民アンケート」中間集約

「工事を中止し、住民の声を聞く」88%、テラゾ材、農園も反対が圧倒

渋谷区は、玉川上水旧水路緑道の全域を、総額120億円もの税金を使い再整備する計画を進めています。

この計画では、園路やベンチなどに高額なテラゾ材を使用することや農園を整備するなど、住民の声を無視して工事が強行されています。

日本共産党区議団は、住民の声を聞いて工事を中止し、計画そのものを抜本的に見直すよう求めていますが、長谷部区長は「賛成している人もいる」として計画を続け、第3回定例会には、新たに2件の工事契約議案を提案しました。

こうしたなかで、あらためて、緑道沿道住民のみなさまの声をお聞きし、可視化するために、「住民アンケート」を実施しています。

9月中旬からのとりくみですが、すでに50人を超える方にご協力いただいています。

工事中止・住民の声を聞くが圧倒的

中間集約ですが、「緑道再整備計画について」では、88%が「工事を中止し、住民の声を聞く」を選び、「テラゾ材の使用について」では、77%が「使用しない」、「農園について」は86%が「必要ない」と回答しています。区長が言うように、「賛成」の方もおられますが、結果は圧倒的です。(下表)

代表質問や委員会審議で、住民の声をとどけます

私も訪問してアンケートにとりくみましたが、全員が計画に「反対」で、住民の声を聞かない区長に、怒りが沸騰していました。

住民の声(下欄参照)は、第3回定例会の代表質問や委員会での審議で、必ず届けさせていただきます

ンケートに寄せられた声・自由記載欄より

「玉川上水旧水路緑道再整備計画について」

  • 不必要な工事内容に、お金を(税金)をかけてほしくない。
  • 現在の区の一方的な考えで、公共施設の整備をしすぎである。
  • 周辺住民の意見が反映されていない。区長の説明に納得がいかない。
  • 税金の無駄遣い。
  • 住宅の多い緑道、人を集めるといっているが夜中じゅう騒がれたら住民はどうなるの?賛成している人もいるといっているが、どのようになるのか解らないから不賛成の人の割合を知りたい。私は絶対反対。
  • 区民の憩いの緑道。現に足場の悪い場所もあるので、なおす場所と現在のままの場所をしっかり見てほしい。
  • 一番大切なのは近くの人たちの意見を取り入れてほしい。毎日生活しているのは私達です。

「園路舗装材やベンチなどに、高額なテラゾ材を使用することについて」

  • 環境に悪い。高額。
  • 現在の樹木の保全に、お金をかけるべきである。
  • 高い。色が良くない。緑道周辺以外の住民の税金でもあるわけで、他の地域の人達にも関心を持ってもらい、反対運動をしてもらいたい。
  • 無機質なテラテラした赤い道、緑にはマッチしない。雨が降ったら滑りそうで、年寄りには歩きたくない道。高額な材料費、もっと歩道に合ったいい材料があるでしょ~。
  • 区民の場所なので、低額でなおすのが普通ではないか。高額材でも修理代とかも必ず出る。
  • 経年劣化を考えれば、(テラゾ材が)いいのかも…??

「緑道に農園を整備することについて」

  • 特定の人しか利用できない。だれもが利用できる緑道に。
  • 限られた区画に、限られた人のみが利用するのは不公平。
  • 継続的に運営できないことが目に見えている。
  • (わからない)需要が不明なため。
  • 小さいスペースでやることではないと思う。道以外の目的をつくる意味が分からない。

区政リポート2025.9.19