幡ヶ谷2丁目・オリンパス跡地を三井不動産が再開発 ~地上45m・430世帯の巨大分譲マンションの建設を計画 田中まさや議員が、区政リポート8月22日号を発行しました

中小企業人権安全・安心活動報告渋谷区

幡ヶ谷2丁目・オリンパス跡地を三井不動産が再開発

地上45m・430世帯の巨大分譲マンションの建設を計画

幡ヶ谷2丁目・オリンパス跡地再開発

  • 三井不動産は、高さ45m(15階)・430世帯の分譲マンションの建設を計画
  • 7号通り公園と開発用地西側を交換(開発用地と水道道路の接道を確保)

幡ヶ谷2丁目のオリンパス跡地を三井不動産が再開発しようとしています。現地は駐車場が撤去され、更地になっており、地元住民から、一体どうなるのか不安の声が広がっていました。

私が渋谷区のまちづくり課に確認したところ、三井不動産は、7月18日に地元・幡ヶ谷町会に説明し、まちづくり課も同席したとのことでした。説明では、三井不動産は約1万㎡のこの土地に高さ45m・30階建ての高層分譲マンションを建設する計画で、区は7号通り公園を事業用地の西側と交換し、水道道路との接道を可能にします。(下記資料参照 ※計画は確定したものではありません)

私は、近隣住民のみなさんに計画をお知らせしながら、お話しを聞きましたが、住環境の悪化や生活環境の急激な変化など、様々な疑問や不安が出され、地域にとってこんなに大事な問題を、住民に対する説明会も開かないで進めることは許されないなど、多数の声が寄せられました。(下記)

地域の重大問題!説明会の開催を

  • 430世帯の分譲マンションの新設となれば、1000人以上住民が増えることになる。地元にとっては、街が一つできるような重大問題。住民合意なしに進めることは許されない。区と三井不動産は、ただちに住民説明会を開催すべき。(幡ヶ谷2丁目の住民など多数)
  • 子どもが増えると、西原小学校や代々木中学校の児童生徒が急増し、学校がパンクするのでは。(幡ヶ谷2丁目)
  • 高さ45mの巨大なマンション建設で、日影や風害など、住環境が悪化するのでは。(幡ヶ谷3丁目)
  • 7号通り公園は、地域住民の憩いの場。住民の声を聞かないで、三井不動産の分譲マンションに便宜を図って交換するなど許されない。(幡ヶ谷3丁目)
  • 商業施設が併設されれば、地元の商店街は壊滅的な打撃を受けることになる。(幡ヶ谷2丁目)

区議会本会議で、地元説明会の開催求める

私は昨年12月の区議会第4回定例会本会議の一般質問で、三井不動産からの働きかけや7号通りの存続について質問しました。その際の区長答弁をご紹介します。

区長答弁 事業者である三井不動産レジデンシャル株式会社から、事前の建築相談を受けていますが、地区計画変更の働きかけはありません。今後、ビジョンの将来像実現に向けて、事業者とも連携してまいります。

区政リポート2025.8.22