区議会第３回定例会・区長提案の議案が示される

独自の物価高騰対策ない一方で、玉川上水緑道整備の工事契約２件提案

区議会第３回定例会が、９月17日㈬から始まります。今定例会では、田中まさや幹事長が代表質問、牛尾まさみ区議団長が一般質問を行う予定です。

９月３日の議会運営委員会には、同議会に提案される予定の区長提案の議案が示されました。内容は、条例５件、補正予算２件、決算４件、契約５件、その他１件です。(左下参照)

職員が家庭生活と両立しやすい環境整備の条例など

提案された条例の、「職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」、「職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」は、区職員が子育てや介護をしながら働き続けられる職場環境を整備するための条例です。

住民を無視して新たな緑道整備工事を提案

契約では、「玉川上水旧水路緑道再整備工事(その５)と(その６)が提案されました。(その５)は初台緑道、(その６)は西原緑道で、合計27億３５７０万円。契約期間はどちらも２０２７年３月です。住民の反対を無視して、巨額の工事を２年先の契約まで強行しようとするものです。

区民のくらし無視で70億円を基金に

補正予算(第３号)は、物価高騰対策として介護施設支援を３０８７万円計上するだけで、一方で昨年度の繰越金70億円を財政調整基金に積み増しするなど、区民のくらしに冷たい予算です。

第３回区議会定例会　９月１７日㈬開会

日本共産党区議団の本会議質問

• 代表質問　　田中まさや幹事長　
• 一般質問　　牛尾まさみ区議団長

※質問の日程は、別途お知らせします

区政リポート2025.9.5