武蔵村山市議会速報(その3)

 

第2項目(一般質問)は、観光施策についての質問。

武蔵村山市は藤野市政のもとで観光施策の予算が急増しています。
それ自体は、「悪くないのでは?」と思う方もいると思います。

ところが、

そのしわ寄せで公共施設使用料が有料化されるなど、市民サービスが後退しています。

特に、都営住宅の建て替えにより、空いた土地で行われているひまわりガーデン(菜の花ガーデン)に約2000万円もの経費がかかっていることには、市民からも批判があがっています。

また、国際交流として東京五輪の機運醸成のため、モンゴル国とホストタウン契約に約1000万円計上しています。契約の内容をみると、滞在費は受け入れ側の負担(日本に来たときは武蔵村山市が負担)となっており、どう考えても武蔵村山市の持ち出しが多くなることは必至です。しかも、チケットは団体購入が困難でモンゴル代表が多く参加するレスリングは人気競技なので、チケットが高騰する可能性もあり、さらに市の負担が増える可能性があります。

観光や国際交流は必要だと考えますが、藤野市政が進めるイベント型中心の観光施策より、地元の商店や農業が年間を通じて潤うような観光事業、多くの市民に親しまれるような事業に集約することが必要だと私は考えます。