【さわやかレポートNO.84】産業振興は区民生活を支えること
和泉なおみの「さわやかレポートNO.84」発行しました。
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NO.84 2023.09
和泉事務所と党区議団 大田区を訪問
産業振興政策を聴取
産業振興は区民生活を支えること
八月一八日、和泉事務所中小企業対策チームは、葛飾区議団とともに大田区を訪れ、大田区の産業振興政策を聴きました。
大田区からは区産業経済部の臼井正一産業振興課長、工業振興担当古川雅章課長が出席し熱心に大田区の施策を説明しました。
大田区が、工場ができ働く人が増え、住宅や商店ができてきた歴史から説明が始まり、その点では葛飾区と似ている「職住接近」のまちだということがわかりました。
そのことから「産業振興をすることが、区民のくらしを支えるということ」という立場に区がたっているということが説明されました。
まず区が実施している事業の概要とその実績を毎年「事業概要」として冊子にし明らかにしていることで、何をどれだけやっているのかが一目でわかります。
五年に一度全企業を調査
特筆すべきは、五年に一回、ものづくり実態調査を実施していることです。
その調査の回収率が六割を超えるというのはお役所の調査では異例の高さですが、それは調査票を手配りで届け、対話をしながら直接回収しているからです。対象企業は七〇〇〇から八〇〇〇社におよびます。
「国の統計調査では従業員四人未満の小規模企業は対象外となっているため、大田区の実態をつかむことができないからです。区内企業の三分二は三人以下の零細企業だからです。だから独自の調査を実施しているのです」と課長たちは語っていました。
国がやらなければ自治体独自に実施する。当たり前ですが、ここに自治体の使命を感じさせられました。
和泉都議はさっそく九月議会での都議団質問にこの調査を反映させるために努力しています。
区議団は九月一三日の三小田区議質問に、この成果を生かす方針で議会準備をすすめています。
区子どもの権利条例
「もっとよいものに」、と和泉事務所チーム
葛飾区は九月区議会に「葛飾子どもの権利条例」を提案する予定で、すでに条例(素案)を発表しています
かねてから和泉事務所「子どもの貧困対策チーム」は、昨年九月に田村智子参議院議員を迎えて学習会を行うなど、「子どもの権利条約」や、国が決めた「こども基本法」制定などを重視してきましたが、いよいよ葛飾区が区の条例をつくるにあたって、これが実効性のあるよりよい条例になるようにしようと話し合いました。
そこで葛飾区議団とともに七月二五日児玉洋介子どもの権利条約市民NPO事務局長を招いて学習会を行い議論しはじめました。
九月区議会では、この成果を生かして党区議団が修正案を提案するなどの予定です。
和泉都議
財政委員会委員に
和泉都議は九月議会で委員会担当がこれまでの警察・消防委員会から財政委員会に変わる予定です。財政委員会が所管するのは財務局、主税局、会計管理局、収用委員会です。
都の予算編成を行う財務局を相手にする委員会ですから、いよいよ都政の本丸との論戦が行われることになります。
原水禁長崎大会を振り返って
和泉なおみ都議は、8月7日からの原水禁長崎大会に参加しました。台風の影響で、急遽2日間に短縮されましたが、2日目の8日、午前中のみとなった分科会では、「大軍拡と平和・くらし」の分科会に参加し、大軍拡が進む岸田政権のもと、横田基地の危険な変質について発言しました。
小泉親司さんの講義で始まった分科会では、今後5年間で計画されている43兆円の軍備大増強は、「期間外歳出16.5兆円」を含めると60兆円に達する大軍拡計画であることや、その具体的内容などが示されました。
例えば憲法違反の攻撃兵器である、巡航ミサイル・トマホークを400発、キャッシュで2131億円も爆買いすること、防衛省のFMS(米国が同盟国に求めている武器などの装備品購入)調達が岸田政権になってから急激に伸びていることなどが、資料に基づいて話されました。
この講義ののち、質疑応答で発言した和泉都議は、安保法制の下、東京の横田基地は、米軍ヘリが東京上空を低空飛行している実態や、オスプレイ(MV22)の山間部における低空飛行まで日米合同委員会が合意したことなど、日本の航空法が米軍には適用されないことなどを告発するとともに、米軍基地からのPFASの漏出など、数々の問題を指摘しました。そして、「岸田政権の下で着々と米国の戦争に参加する国づくりが進んでおり、米軍は東京を巨大な軍事訓練場と位置付けているのではないか」と強い危機感を示しました。
分科会のまとめで、小泉親司さんは和泉都議の発言と同様の認識を示し、大軍拡・大増税を許さず憲法9条を活かした「平和国家」づくりのために運動と世論を広げる必要があると呼びかけました。
九月都議会の文書質問は
「防災問題」
和泉都議は、第三回定例都議会での文書質問で防災問題をとりあげます。動き出した荒川鉄橋の架け替え問題や、年々激しくなる気候変動による集中豪雨から東部低地帯の内水氾濫問題に都はどうとりくむのか質します。
なおみのさわやかエッセー
『おいしい珈琲』
ド〇-ル、タ〇-ズ、ス〇バなど、コーヒーショップは数々ありますが、自家焙煎で一杯ずつ丁寧にハンドドリップした、おいしい珈琲が飲める店は、少ないと思いませんか?
今年の春、選挙応援で墨田に通っているとき、とびきりおいしい店を紹介してもらいました。
私は、以前カフェイン断ちをしたときの離脱症状がきつかったので、なるべくカフェインを摂らないよう、カフェインレスのコーヒーを取り寄せています。
紹介してもらった店は、デカフェ(カフェインが入っていない)メニューも豊富で、しかもとってもおいしい。アイスコーヒーをあまり飲まない私も、この店のアイスコーヒーは大好きで、夫と時間が合うときには、わざわざ車や電車で、曳舟にあるこのお店まで、コーヒーを飲みにいきます。
入れているときから香るコーヒーアロマと、豊潤で深い味わいのコーヒーに癒されます。その香りと味に浸りながら、そこで過ごす時間もまた、ささやかなぜいたくなのです。
幹事長日誌
8/7~8/8 原水禁世界大会で長崎へ
8/15 東京都戦没者追悼式
8/18 大田区産業振興の聞き取り
8/21 英語スピーキングテスト反対集会
8/23 滝山病院問題院内学習会
8/30 東京都社労士政治連盟予算懇談
警視庁新参事官の着任挨拶
9/ 4 全国女性都道府県議会議員連絡会総会
9/ 5 第3回定例会提出案件会派代表説明