最長4年2ヵ月待機も… 特養ホーム増設待ったなし ~ 田中まさや区議会議員が、区政リポート10月9日号を発行しました①

安全・安心活動報告渋谷区

特別養護老人ホーム待機者は、半年で77人増の386人(10月現在)

最長4年2ヵ月待機も… 特養ホーム増設待ったなし

第3回定例会中の10月6日の福祉保健委員会に、10月現在の特別養護老人ホーム入所希望者数について報告を受けました。

新たに入所申込を受け付けた特養「かんなみの杜・渋谷」(84床・2021年5月開所予定)を含め区内10施設の定数815人に対して、待機者は実人数384人で4月現在より77人増えました。増加の原因は、昨年に比べて入院や死亡などによる退所者が103人減ったためだと報告されました。

「何年待てば…」深刻な事態

入所待ちの期間が最も長い待機者は、今年4月時点より5か月延びて50ヶ月(4年2ヵ月・2人)とますます深刻です。また、待機者の介護度別では介護度Ⅳが111人(4月90人)、介護度Ⅴが74人(同54人)と重度の待機者が増加していることも深刻です。

国有地、都有地の活用などで早急に特養増設を

日本共産党区議団は、代々木2・3丁目の国有地は定期借地での活用を求めるとともに、幡ケ谷2丁目の都営住宅跡地の取得など、毎議会の本会議で、区長に待機者の解消と特養の増設を求めています。

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