特別養護老人ホーム待機者393人、直ちに増設を ~最長4年10ヶ月待機の人も… 田中まさや議員が、区政リポート7月9日号を発行しました

安全・安心活動報告渋谷区

最長4年10ヶ月待機の人も…

特別養護老人ホーム待機者393人、直ちに増設を

今年4月1日現在の特別養護老人ホームの入所希望者数が、6月の福祉保健委員会に報告されました。待機者は393人で、昨年4月の309人から84人、10月より7人増加しています。

今年4月に開設した「かんなみの杜・渋谷」は定数84人で、すべての入所者が決まっており、7月までには入居が完了する予定です。

かんなみの杜を除く2020年度中の入所者は202人ですが、入所者の最低ポイント数は「つるとかめ」の81ポイントです。一方、待機者は101ポイント以上が120人、要介護4・5の重度者が192人も入所できていません。(表参照)

政府は、入所基準を要介護度3以上に制限し、要介護1~2の場合、認知症など在宅での生活が困難な特別な事情がある場合に限り申請を認めています。いまの待機者はすぐにでも入所の必要な方です。まして重度の高齢者が入所できない状況は、一刻も放置できません。

質疑の中で、待機者の最長待期期間は58カ月(4年10ヶ月)に及んでおり、「何年待っても入れない」深刻な事態が続いています。日本共産党区議団は一貫して、特別養護老人ホームの増設を求めています。幡ケ谷社教館隣の都営住宅跡地、美竹分庁舎跡地の活用やケアコミニティ原宿の丘の大規模改修での特養整備とともに、取得計画を中止している代々木2丁目の国有地を定期借地の可能性を追求するなど、一刻も早く待機者を解消すべきです。

低所得者追い出しの入居費引き上げ許すな

政府は、低所得者でも施設入所できるよう食費・居住費を補助してきた補足給付を、8月から年収120万円以上は対象外としようとしています。区内では、100人が負担増となり、年収150万円の場合年間26万4000円の負担増となります。この改悪の撤回を国に求めるとともに、区として負担軽減を図るべきです。

自公政権による社会保障改悪をストップし、高齢者の尊厳を大切にする政治を実現しましょう。

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