渋谷区議会・全会派一致で ロシアによる核兵器の使用と威嚇の中止を求める決議を議決へ ~田中まさや議員が、区政リポート3月25日号を発行しました。

平和活動報告渋谷区

ロシアのウクライナ侵略への抗議決議に続き

渋谷区議会・全会派一致で

ロシアによる核兵器の使用と威嚇の中止を求める決議を議決へ

3月22日の区議会幹事長会は、「ロシア政府に対して核兵器の使用と威嚇を中止することを求める意見書(案)」の本会議での議決を全会派一致で決めました。決議案は、25日の本会議で議決される予定です。

日本共産党区議団は、今定例会の幹事長会に、「核兵器の廃絶・使用禁止を国際社会に訴えることを求める意見書(案)」を提出しましたが、協議の結果、この意見書を修正してロシア政府に対する決議とすることで一致しました。(以下、決議案)

 

ロシア政府に対し核兵器の使用と威嚇を中止することを求める決議 (案)

 

ロシアによるウクライナへの軍事侵略と核兵器使用の示唆によって、世界は深刻な核戦争の脅威にさらされている。ロシアは、通常兵器による反撃などに対しても、核兵器を使用すると言及しており、核戦争に発展しかねない危険な事態である。

プーチン大統領が、核戦力の特別警戒態勢命令を発令し世界を恫喝していることは、国連憲章に違反する暴挙である。

我が国は、原爆投下の惨状を身をもって体験した国として、再び広島、長崎の惨禍を繰り返さないために、ロシアによる核兵器の使用や威嚇は絶対に許さない。

よって渋谷区議会は、ロシア政府に対して、ウクライナからの即時撤退と核兵器の使用や核兵器による威嚇をやめるよう強く求める。

以上、決議する。              渋谷区議会