「危険・使いにくい」7号通り公園内トイレは、区の責任で、安全・安心、だれもが使いやく~田中まさや議員が、区政リポート10月29日号を発行しました②

人権子ども・子育て・保育安全・安心活動報告渋谷区

「危険・使いにくい」7号通り公園内トイレは区の責任で、安全・安心、だれもが使いやく

 

日本財団と渋谷区などは、「THE TOKYO TOILET」プロジェクトと称して、区内17カ所のトイレを整備しています。このプロジェクトは、日本財団が運営し、渋谷区、大和ハウス、TOTOが協力し、ユニクロのファーストリテイリンググループの柳井康浩氏が資金提供などで協力しています。

その中の1か所が、幡ケ谷2丁目・7号通り公園内のトイレです。このプロジェクトは、「誰もが快適に使用できる公共トイレ」、「多様性を受け入れる社会の実現」を目的にしているようですが、7号通り公園内のトイレは、多くの住民から「入口が通りと反対側で危険」、「個室トイレは1か所で、女性は怖くて使えない」などの声が寄せられています。

公園内トイレは、本来、だれもが安心して使いやすいものにすることが、行政の責任です。このトイレを見ていると、渋谷区は、外見ばかりを優先して、トイレを使う区民の立場に立っていないことを実感します。

一刻も早く、渋谷区の責任で「安全・安心で、使いやすい」トイレに整備すべきです。

7号通り公園内に整備されたトイレ

トイレの入口は、水道道路(左手)の反対側にあり、入口前の植栽で陰になっていることから、「女性は危険で入れない」との声が…。

男性トイレには「個室」がないため、男性は「男女共用の個室」を使わざるを得ません。結局、女性は特に「個室」を使いにくくなっています。