小池知事の都立病院・独法化は許されない

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昨日、9月28日に都議会の9月定例会が開会しました!

 

都議選後、初めての定例会。大事な議会です。

会期は、10月13日までで、

10月5日に代表質問(和泉なおみ幹事長が質問します)、

6日に一般質問(清水とし子都議が初質問!)します。

 

 

都議選では、都立病院と公社病院の医療後退につながる独立行政法人化(独法化)の中止が大争点となりました。

私も豊島区で、「病院を守ってほしい」という話をたくさん伺ってきました。

 

ところが、小池知事は、この9月議会に、病院の独法化を進めるために必要な手続きとなる「定款」案を都議会に提出しました。

 

 

 

 

 

この間、コロナ禍で、都立・公社病院は2000床のコロナ病床を確保し、透析患者、妊婦、障害者など入院先の確保が難しい患者を積極的に受け入れてきました。4つの公社病院には中等症患者に対応する酸素・医療提供ステーションも設置しています。まさに、都民の命を守る先頭に立ってきました。

 

そもそも小池知事は、今年2月に「定款」を都議会に提出しようと計画していました。

ところが、コロナがおさまらず、都立病院や公社病院にコロナ専門病院となる重点医療機関に指定されたことなどから、コロナ対応を優先するために定款の提出を見送りました。

 

当時よりも、医療提供体制がひっぱくし、医療の危機に瀕する事態が起きている中で、独法化の準備を進める事態に、驚きと怒りしかありません。

 

こんな医療後退を許すわけにいきません。

コロナ禍を経験した今、政治が進めるべきことは、必要な医療に住民がアクセスできるよう、医療を充実することです。

 

9月の都議会で、独法化を許さないため、日本共産党都議団は全力をあげます。

 

今、たくさんの都民の皆さんが、声をあげ、定款を議会で通さないよう求めています。

 

一緒に力を合わせて、都立病院を守り、充実させましょう。