春奈物語 その一 子どもの頃

米倉春奈物語

そういえば、あまり自己紹介をししてこなかった!と気づきまして。
これから、私自身について、綴っていきたいと思います!

「春奈物語」その一 子どもの頃

●名前の由来●

私は二月、早春の頃に生まれました。
母の名前から「春」の一文字、そしてもう一文字はどうしようかと悩んでいたとき、テレビから「はるはなのみの〜」と「早春賦」の歌が流れてきました。「これはいい!」と「春奈」になりました。
ちなみに、やさしい人に育ってほしいとの願いも込められていたそうです。

家の庭にて。おやつ中

家の庭にて。おやつ中

●夜はムササビが運動会●

私の実家は、豚肉や牛肉が名産の宮崎県えびの市。
とにかく自然豊かなところです。

昔住んでいた古い木造の家は、屋根裏にムササビ一家が住んでいました。母によると「ももちゃん」たちは夜になると家の軒先からぴゅうっと庭のどんぐりの木に飛んで、「運動会をしてた」そうです。

祖父母は父方も母方は、近所で農業をしています。
遊びに行くと食べきれないほどの野菜をもらいます。宮崎では野菜を買うこともなかったので、東京で小さなネットに入った、150円のオクラを見た時はすごいカルチャーショックを受けました。
食べきれないくらい畑になってた、あのオクラが・・・!と。

ご近所さんからは、狩りでとった猪の肉をいただくこともありました。
ただ、猪の肉は、固くて、独特のにおいがあって、私は苦手でした。

小学生の頃の放課後といえば、友達とご近所さんの畑の隅っこに、拾ってきた木や板で「秘密基地」をつくって遊んだりしました。
私は今でも山や自然が大好きなのですが、故郷のおかげだなと思っています。

(つづく)