#痴漢ゼロの東京へ

性暴力

 

実は、私は豊島区で初めての女性都議です。

(私は2013年に初当選。今でも豊島区の女性都議は私ひとり。。)

 

性暴力をなくすことや、支援の拡充は日本も東京都もとても遅れています。

これまでも機会をとらえ、都に対応を求めてきましたが、2月25日に本会議で痴漢ゼロを求めて、質問することができました。

 

東京で最もみじかな性暴力である、痴漢被害。

イメージの軽さとは異なり、被害実態もその影響もとても深刻です。

 

対策の提案を、時間の許す限り全面的に行いました。

(詳しくは動画の後に記載しています)

東京都の問題意識もほとんどなく、新しい問題を提起したような状況だと思いました。

ただ、そういう中で、今回、都知事から痴漢被害の深刻さを認める答弁を引き出したことは初めてのことで、大事です。

そうであるなら東京都は今後、具体的な対応を考える必要があります。

 

この課題は、女性だけでなくこの社会のみんなで変えていきたいと思っています。

誰にとっても安全な社会を、一緒に作りましょう。

 

質問のダイジェスト動画▼▼▼

https://youtu.be/qNBo-yV7Usg

 

質問と答弁の全文▼▼▼

2月25日本会議 米倉春奈都議の一般質問 

痴漢被害アンケートの結果まとめ▼▼▼

https://www.jcp-tokyo.net/2021/0306/55517

(※一番最後の資料、「被害者の声」には詳しい被害内容の記載も出てきます。)

 

痴漢被害アンケート:痴漢被害の深刻さが明らかに

痴漢は性暴力であり、性犯罪です。

にも関わらず日本社会での扱いは軽く、日々、加害が繰り返されています。被害は、「生活範囲全てで何度も何度も何度もあった」という声のように、電車の中、路上、駅構内、図書館など公共施設、バス、プール、映画館など公共空間のあらゆる場所に及んでいます。

日本共産党ジェンダー平等委員会は痴漢問題を都政の大争点にしようと、昨年「痴漢被害アンケート」に取り組みました。1435人の回答が寄せられ、被害の深刻さが明らかになりました。

 

<子どもがターゲットに>

はじめて被害にあった年齢は18歳以下が71.5%、小学生(12歳以下)では34.5%。「ほぼ毎日、通学時に痴漢被害にあった」など深刻な声が多数寄せられました。

 

<その後の人生に打撃>

被害後、「頻繁なフラッシュバックで受験勉強に支障」「電車に乗ろうとすると過呼吸になり仕事を辞めた」「男性が隣に座ると怖くて動けない」など重大な影響を与えています。

 

<都がやるべき事は多い>

知事が、「痴漢等の性暴力被害に遭うと、強い不安感などの症状があらわれ、精神的なダメージを受けるにもかかわらず、被害を受けたことを声に出しづらいことが多い」という認識を示したことは大切です。深刻な被害実態の告発がこの答弁を引き出したと思います。

知事は自らの答弁を踏まえ、具体的な対策に踏み出すべきです。

 

私からも対策の提案をしました。一部紹介します・・・

●鉄道会社などと連携すること

●都営交通の対策(アプリで被害を通報できるようにするなど検討を)

●支援窓口(性暴力被害者のワンストップセンター等)

●加害者の専門治療の周知を求めました。

 

6月25日から都議選です。

私は痴漢ゼロを争点にしたいです。

誰にとっても安全な東京にする都議選にしたいと決意しています。