25歳で都議会議員に。こだわりつづけたこと。
インタビュー
自らが大学卒業時に500万円の借金
こだわり1:学費・奨学金
自らが大学卒業時に500万円の借金
都政で返済不要な奨学金つくる
都議になる前に、母子家庭の大学生から「母親が亡くなり、弟の進学のために退学を考えている」と相談されました。いまの公的支援では借金が前提であり、彼は結局退学の道を選ぶしかありませんでした。
お金の心配なく学べる社会にするため政治を変える、と決意しました。
自費で韓国ソウル市立大学を調査
学生の要求に応えて学費を半分に減らした韓国ソウル市立大学まで自腹で視察に行き、都議会で質問しました。奨学金はまだですが、首都大学東京の学費減免を拡充することができました。こだわり2:若い女性への支援
声をあげにくい人に都政の光を
「女の子にお金をかけても無意昧」と学力があっても進学させてもらえない友人がいたり、まわりには男女の格差があることを感じながら育ちました。誰にでも可能性があるのに不平等だと感じていました。現在、働く女性の半数は非正規雇用、東京都の家賃は高く、少なくない若い女性が生活苦に。孤立しがちなシングルマザーにも支援が絶対に必要です。
若者への家賃補助―答弁が一歩前進
「家賃を払うと生活費をまかなうのが大変」という声が若い女性やシングルマザー、学生から多く寄せられました。
若い女性の支援を都政の場で取りあげようとすると、「東京都がやることじゃない」とか「とりくむ部署がない」といって「たらい回し」にあいました。それでも、やりとりをくり返しました。
若者に家賃補助を、との質問に、これまで「考えていない」と答えていた都が「国の検討を注視」と答弁しました。