政治は変わるし変えられる! 「JCP plan」のインタビュー

インタビュー

日本共産党都委員会が作成した《学生向けパンフ》日本共産党の提案「JCP plan」。

学生や若い世代にも日本共産党の政策が伝わる内容です。
私のインタビューも載っています。
http://www.jcp-tokyo.net/2017/0519/105146/

最年少議員として都議会で奮闘した4年間を振り返りました。
(以下抜粋です)

政治は変わるし変えられる!
25歳 大卒3年目で都議になって

都議会から東京をどう変える? 25歳で当選、現在29歳で最年少都議の米倉春奈さんにインタビューしてきました。

米倉さんって、見た目フツーですよね。
なんで政治家に?

米倉:フツー!? ショックー! でもよく言われます(笑) 
 もともとプレッシャーには弱いタイプで、議会質問前夜に泣きながら準備したことも何度もありました。
 原点は、私もみんなと同じで、学費に苦労したりして世の中の矛盾にぶつかったこと。
うちは姉妹2人が私立だったので、奨学金ですごい借金。ところが、ヨーロッパは学費がタダで、返済不要の奨学金制度まである。政治の質が違い、若者にやさしいんです。そんな政治に変えたくて。

米倉春奈

ソウル市立大学の学生たちと交流。勉強になりました。


そうなんですね。で、実際どうでしたか。

米倉:もうたいへんです。若者の問題をとりあげようとすると、「東京都がやることじゃない」とか「とりくむ部署がない」と
いって、「たらい回し」「質問つぶし」をされるんです。
 それでも、なんとか議会でとりあげたいと、学費の問題では、自腹を切って韓国にも調査にいって、それをもとに、日本でも東京から学費値下げを、と都議会で質問したら、都の関係者からも「今日一番いい質問だった」とほめられ、実際、首都大学東京の学費免除枠を広げることができて、今度はうれし涙でした。

おぉ。25歳でも政治を変えられると?

米倉:26歳になってました(笑)。
 というのはおいといて。そうなんですよー!!「政治は変わるし、変えられるんだよ」って、これが私の立候補したときからのずっと変わらないスローガンなんですよ~。
 ここ数年、SEALDsをはじめ、若い人たちが自分の思いを言葉にしてて、それが政治を動かしてます。声をあげづらい社会だけど、その声が必ず社会を変えるよ、ってことを言いたいです。

米倉さんは、なんでまた、共産党なんですか?

米倉:そこも、よく聞かれるんですけど、私は、議員になって、やっぱり共産党でよかったなあって感じてます。
 というのは、共産党って「もうけ第一」の世の中を「国民第一」に変える、という党で、それを貫くために、企業から一円も献金をもらっていないんです。

共産党都議団が発見し、一連の豊洲問題の大きなきっかけになった「地下空間」。あまりに広くて私は迷子になりかけました。


なるほど。

米倉:で、たとえば、このあいだ、電通の大卒1年目の女性が過労自殺した事件をとりあげて、二度と繰り返さないようにと質問して、小池都知事から「過労死という言葉をなくしたい」「企業や経営団体に長時間労働の削減を呼びかける」という答弁をもらいました。こういう質問をしたり、巨大開発の闇を追及できるのも、やっぱり大企業からお金をもらってないからなんです。

さいごに何か、メッセージを一言。

米倉:じゃあ、学生のみなさんへ。去年、都議会ではじめて、東京の財政で給付型奨学金をつくろうという条例提案をしたんです。これ、ぜひみんなで実現しましょう!