米倉春奈レポート No.204 コロナ対策で都に対して要望

実績新型コロナ

東京都 PCR等検査増えた

共産党都議団は数万件に引き上げを要請
─さらに、12月上旬に6.8万件まで拡大へ!

 小池知事は「必要な検査が実施されている」とくり返してきましたが、共産党都議団はねばり強くPCR検査を増やすことを提案。知事はこれまでの対応を大きく変化させ、共産党都議団の質問に「検査体制の強化を図る」と答えました。1日あたり120件(2月)だった検査能力は、約6万8千件(12月)へと566倍にふえました。

コロナ対策で、東京都に38回申し入れ

 都民の命と健康、くらしを守るため、東京都に38回申し入れし、都民の声を都政につないできました。緊急事態宣言でネットカフェが休業となる事態を前に、「ネットカフェ難民」など住まいのない約4000人(都推計)の居場所を緊急に確保すべきと都に求め、都はビジネスホテルを大規模に借り上げ、のべ1600人が利用しました。今、年末年始に向けて、1000室分の予算を計上しています。
 困窮する学生支援のため、都として一律3万円を給付する条例を作り、12月議会に提案しています。

羽田新ルートは中止を

 羽田新ルートの運用が開始され、住民からは「自宅で仕事をしているが、うるさくて仕事にならない。二重窓にしたら100万円かかった」「テレビの音が聞こえない」「テレワークに集中できない」「ストレスになる」などの声が多く寄せられています。国は「羽田新経路の固定化回避」という名称の検討会を6月に設置しましたが、固定化回避は名ばかりで、実際は都心上空の低空飛行を大前提としています。都は、「運用開始後、騒音の苦情や新ルート撤回、改善要求」などの意見が寄せられていること、現在の滑走路の使い方を前提としている事実を認めました。羽田の新ルートは中止しかありません。

米倉春奈のとりくみ─その① エアコン

学校の体育館にエアコンがついた!

 2018年の夏は、気象庁が「命の危険があるような暑さ」「ひとつの災害」とした猛暑でした。
 共産党都議団は、8月に都議会では一番早く知事に学校体育館へのエアコン設置を申し入れ、9月議会では、区市町村が学校体育館にエアコンを設置することを支援する条例を提案。私は、すでにエアコンがある学校を調査し、この条例を作り上げ、都議会文教委員会で条例を提案しました。
 代表質問でも来年の夏に間に合うよう取り組みを求め、知事は「都立高校は速やかに設置」「小中学校には補正予算を組んで区市町村を支援する」と表明し、12月議会に補正予算が計上されました。豊島区内の体育館のエアコン未設置だった小学校19校、中学校5校は、2019年度に全て設置完了し、区内の3つある都立高校のうち、文京高校と千早高校は今年の夏に設置され、豊島高校は来年度に設置予定です。