秋山武雄さん「半径200mの写真展」。人と街が生き生きと
台東区
読売新聞夕刊に連載「東京懐かし写真帖」の秋山武雄さんの写真展が、秋山さんが経営する洋食店「一新亭」の隣・BASEで開かれた。
秋山さんの写真は、昭和の台東区など下町に住む人間と街そのものを温かく見つめ、切り取っている。いつも胸がほっこりする作品ばかりだ。私は大ファンである。
プロレタリアヒューマニズム。まさに庶民の暮らしに根付いた文化と人情を、真っすぐに伝えてくれる。何の説明もいらない。
開催中も洋食店は開業。お店で仕込み中の秋山さんに無理を言って出てきていただいた。
今回のコンセプトは半径200mの写真展。浅草橋、鳥越、蔵前の昭和の人と街がくっきり浮かび上がっていた。