許せない! 路上生活者への暴力問題。 区が声明を発表

人権
 7月末から9月中旬にかけ、隅田川両岸で野宿する人たちへの暴力事件が毎日のように続いた。
 石や空き瓶、爆竹のテントへの投げ込み、小屋へのエアガン打ち込みなどエスカレートし、9月11日、爆竹投げ込みの男が現行犯逮捕となった。
 
 私は昨日、襲われた野宿者と支援団体から、台東区側でも2回、エアガンと打ち上げ花火による暴力が行われた。犯人は一人ではなく、組織的に動いている。台東区も墨田区同様の表明を、との要望を受けた。
私は、被害届を浅草警察に出すことをアドバイス。その場から区に対し声明を出すよう要望した。
 

 台東区は翌14日、「このような行為は、人権侵害であると同時に犯罪行為でもあり、決して許されることではありません」との声明を発表した。

写真は投げ込まれた石やビンなど。石は10kgあり、7月30日にテントに投げ込まれたもの。テントで寝ていた本人から直接話を聞いた。