台東区「人権のつどい」に参加

人権台東区学校教育

12月18日(火)、台東区の「人権のつどい」に参加しました。
今年は「性的マイノリティの人権課題と学校教育における取り組みの重要性について」をテーマに、日高庸晴氏が講演。

日高氏は自らかかわった、2016年全国規模での15000人規模の調査、2017年に三重県立高校の生徒11144人に行った調査などをもとに、学齢期・思春期の子どもの、性についての違和感、いじめや不登校、自殺念慮などの実態を明らかにしました。

「いじめ被害にあった」63%、「先生はいじめの解決に役に立ってくれなかった」13%・・衝撃的なデータが並びます。

そして学校や教師が差別的、無神経な言動で、逆に児童・生徒を傷つけている現実をあげ、性的マイノリティ当事者の子どもが自己肯定感、自尊感情を育てていくことはできない、と話しました。

当事者が安心して話せる、教師がしっかり受けとめられる、個人の尊厳を大切にする人権意識を学校現場で醸成していくことが大事だ、と感じました。

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