北上野開設を待たず食事、医ケアを早急に

 北上野2丁目福祉施設の姿が見えてきましたが、開設(令和10年度内)まで5年もあります。

 松が谷福祉会館の拡充は計画が大幅に遅延し、障害者と保護者、関係者から「1日も早く」と強い声が寄せられていました。

 北上野基本計画への声を障害者団体から聞くと、「施設ができるまで私が生きていられるかどうか」との声も。現在、松が谷福祉会館のデイサービスを利用している障害者の家族や保護者は高齢化しています。

 重度障害者への医療的ケアの実施、食事の提供はとりわけ切実です。少なくとも、現在の松が谷福祉会館でやる気になれば先行してできる、医ケアと給食は、北上野開設まで待たせるべきではありません。